こんにちは。

 

 前回「#謎の一体感」ツアーの記事がやっと完結しました。その後も、書いていない記事がいっぱいあります。

 でも今回は、昨日(2022年5月29日)高知へ行ってきた記事を、記憶が鮮明なうちに書いておきます。

 

 きっかけは、一つの「ツイート」から。

 

 最近、週末の休日は、畑仕事をメインにやっています。産直へ出す野菜・果物の苗の植え付けや、除草、庭の松の木の剪定などゴゾゴゾやっていました。

 

 で、先週の土曜日(5月28日)、一通のツイートが目に入りました。

 土讃線「日下駅」で、「時代の夜明けのものがたり」にお手振り活動をされている、「オムライスママ」さんのツイートです。翌29日(日)、「日下駅」でのお手振りのメンバーが揃わないという、内容でした。

 幸い、翌日の畑仕事で急ぎの仕事は無いので、じゃあ応援に駆け付けようと考えました。

 

 5月29日です。

 

 今回利用する切符は、「四国再発見早トクきっぷ」です。

 

 たった2,100円で、JR四国全線の普通列車が乗り放題になります。ただ一部制限があります。

 ❶利用できるのは、土曜日・休日のみ。

 ❷前日までに購入する事(当日購入は出来ません)。

 ❸特急・グリーン席は利用できない(利用する場合は、乗車券も必要)。

 ❹日付の変更は出来ない(一旦払い戻しになる)。

 

 詳しくは、下記をご覧ください。

 

 私も前日に購入しておきました。

 で、「阿波池田駅」に車で向かいます。

 

 行程を考える中、琴平駅発の下りの普通列車は、6時58分と、11時57分の二本だけしかありません。しかも、6時58分発は「阿波池田」行きで、その先が繋がりません。

 よって、「阿波池田駅」、7時20分発の「高知」行きで行くことにしました。これなら、乗り換えなしで「高知駅」まで行けます。

 

 ❶阿波池田駅 7:20発→後免駅 9:07着。

 普通列車 1000型気動車(ワンマン)

 ↑快晴の旅行日和です。

 

 「阿波池田駅」でも、この列車を逃すと、11時55分までありません。しかも、「大歩危駅」行きです。

 

 1000型気動車です。

 JR四国の非電化区間の通勤・通学列車の主力車両としてJR発足後に開発された気動車で、旧型気動車と比べて高出力・軽量化が図られた車両です。又、乗り心地改善のため、一般気動車としては初めて空気バネ式ボルスタレス台車を採用しています。都市圏の通勤・通学列車として活躍しています(JR四国HPより)。

 

 座席は、先頭かぶりつき席です。「後免駅」までの1時間43分、たっぷり前面展望が堪能できました。ただ、この席は横に窓が無いんです。前しか見えません。

 

 心地良いエンジン音を奏でながら、祖谷渓谷へ入っていきます。「千年ものがたり」や「特急南風」とは違った趣があり、とても新鮮でした。窓がないので、車窓の写真は撮れませんが。

 

 8時26分、「土佐北川駅」到着です。

 

 「土佐北川駅」は、日本に4駅しかない「鉄橋の上にある駅」なんです。

 

 3分間停車するので、運転士さんに言って、車外に出させてもらいました。

 

 そして、「後免駅」到着です。

 

 わざわざ「後免駅」一旦下車したのは、実はこの日

 ワープ高知支店主催のツアー「Remember2000 碧の軌跡~しまんと編~」が運転されていたからです。高知駅以北では見られなくなった2000系気動車を「高松駅」まで往復運転するツアーです。本当はこの先の「土佐一宮駅」で会えるのですが、ツアーのお金を払っていない者が、ツアー客と一緒に写真を撮るのは申し訳ないので、ここ「後免駅」で通過するシーンだけ見ようと思い、待っていました。

 

 

 

 

 何とか見ることができました。

 

 さあ、「高知駅」に向かいます。

 

 ❷後免駅 10:03発→高知駅 10:24着。

 普通列車 1000型気動車。

 

 定刻に「高知駅」に着きました。お手振りまでまだ十分時間があるので、ある所に向かいます。

 

 

 高知名物「日曜市」です。

 

 実は、少し前の日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」で、高知の「イモ天」が紹介されました。で、一度食べてみたくなり、「日曜市」で売られていると紹介されていたので、やって来ました。

 

 ↑お店の周りには、長蛇の列が。

 

 ↑「大平商店」さんです。

 

 一袋(4~5個入り)300円です。揚げたてをくれるので、熱々です。

 

 外は「カリカリ」、中は「ホクホク」です。熱いですが、一袋即完食です。

 

 ついでに、「ゆずネード」も。

 ↑高知産の柚子を絞ったジュースです。

 

 油まみれの口の中が、サッパリしてくれます。

 

 実はこの日、フォロワーさんも「いも天」を食べに「日曜市」に来ていて、「文旦ジュース」飲んで、さっぱりしましたと、ツイートしていたので、参考にさせて頂きました。

 

 その後、昼食です。駅に戻る時偶然見つけた店に、気になる看板が。

 ↑「高知名物 玉子焼きめし」

 

 気になるので、入ってみました。

 

 ↑「玉子焼きめし(600円)です。

 

 お昼は「スープ」付きです。味変用の専用タレも置いてました。

 

 お味は、シンプルですがとても美味しかったです。私の好きな味です。タレも掛けてみましたが、私は無しの方が好きですね。

 

 食べ終わると、

 ↑お皿の底に、お礼のイラストが描かれています。

 

 お店は、こちらです。

 

 

 さあ、「日下駅」に向かいます。

 

 高知駅には、11時45分頃到着しました。一旦1番線に上がり、

 ↑この後お手振りする「夜明けのものがたり」の入線を見ます。

 

 この日は、ツアーのお客さんが多く乗っていたみたいですね。

 

 そして、3番線に移り、

 

 ❸高知駅 11:55発 → 日下駅 12:30着。

 普通列車 1000型気動車。

 

 列車に揺られる事35分。「日下駅」に」到着です。

 

 「オムライスママ」さんに、ご挨拶をしていると、他の参加者2名も来られました。今日は4名での少数精鋭で頑張ります。

 

 列車到着前に記念撮影も。

 ↑この3名プラス「オムライスママ」さんです。

 

 ↑「オムライスママ」さんとツーショット。

 

 ↑今日は大旗も振らせてもらいました。

 

 お手振り、ダンス中は写真は撮れませんでしたが、たまたま今回ママさんの知り合いの方が乗車されていたので、列車内から撮影した写真を戴きました。

 

 

 

 

 人数は少ないですが、熱意だけは伝わったと思います。車内からはツアー客を含め、沢山の方から手を振り返して頂けました。来た甲斐がありました。楽しかったです。

 

 おもてなし時間は、僅か8分です。13時06分には列車が出ていきました。

 

 片づけをして、解散ですが、ママさんがケーキをご馳走してくれるというので……。

 

 

 

 「屋根の上のガチョウ」さんへ。

 今日一緒にお手振りをした、Sさんも一緒に。

 

 Sさんは7年前に大阪から日高村に移住され、今ハーブ農園を営んでいます。移住の話など興味深い話を聞くことができました。

 

 ケーキの写真は、美味しすぎて撮るのを忘れていました。

 

 この後「日下駅」まで送って頂き、再度普通列車で「高知駅」へ。そして「阿波池田駅」へ戻ります。

 

 ❹日下駅 14:26発 → 高知駅 14:55着。

 普通列車 1000型気動車。

 

 ❺高知駅 15:32発 → 阿波池田駅 18:16着。

 普通列車 1000型気動車。

 

 16時39分、「新改駅」着です。

 

 来る時は停車しませんでしたが、ここは「坪尻駅」同様、スイッチバックの駅です。停車時間は1分なので、即出発です。

 

 ここから、バックで出ていきます(と言っても、運転士が反対側の運転席に移っただけですが)。

 ↑引上げ線に入ります。

 

 

 運転士が元の運転席に戻り、信号が青になれば出発です。画面右側方向が本線です。

 

 17時17分、「大田口駅」到着です。

 

 ここでも、朝会った「2000系ツアー」に再会です。

 

 

 ↑「こうちれっちゃくん」も楽しそうですね。

 

 ツアー客の皆さんに、車内から手を振っていると、なんと車内に知り合い発見。お互い手を振り合い、お別れです。

 

 

 18時16分「阿波池田駅」到着です。

 

 ↑列車は23分間停車します。日の入前、良い感じですね。

 

 

 7時20分に乗車してから、約11時間。「阿波池田駅」に戻ってきました。これだけ楽しめて、交通費たった、2,100円。切符の名前通り、今回は「土讃線」を再発見できました。これなら、お手振りだけで高知に行くのも、ありですね。

 また、遊びに行きたいと思います。でも、前日までに切符を買わなきゃ。

 

 ありがとうございました。