飯田線の姿を再現する | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(昔の飯田線とちょっと昔の飯田線)

 

筆者は先日,飯田線向けの車両を3製品・合計13両を導入しました.

 

まず一つは「10-1711 117系リバイバルカラー+JR東海色 8両セット」です.

2010年ごろの最末期のJR東海117系を模した製品で,こと「リバイバルカラー」は同時期に閉館した「佐久間レールパーク」関係の臨時列車などで,飯田線でもよく使われていました.4両編成に0番台と100番台が入り混じるのが東海117系の特色です.車体の他台車も異なるにもかかわらず,よく製品化されたと思います.

 

また,「10-1225 クモハ42+クハユニ56」と「10-1316 クモハ51200+クハ47102」も導入しました.

これらの製品は「飯田線シリーズ」ということで,それぞれ2014年と2016年に発売されました.関連製品も多数ありかなり気合の入った企画であったと思います.飯田線にこだわらず小型レイアウト全般に使用できうる車両群です.資料が少なくなったためか,現在は新製品が途絶えてしまっています.

 

 

今回これらの製品は,プラモデルの取り扱いを終了する,周南市櫛ヶ浜の坂田玩具店で購入しました.閉店する際には大幅値引きをすることが多く,鉄道模型の場合は車両以外にもレール・アクセサリの大量増備のチャンスでもありますが,筆者にとっては昨今の大量出費もあり,今後も使用できうる車両(これらの製品のみではありません)の増備にとどめました.大幅値引きとはいえ適当に買うと「実は思うように遊べなかった」などという事態になるのでよく考えなければならず,買った製品はKATOのフライホイール動力車が中心です.それでも,模型店が一つなくなってしまったことには変わりなく寂しい気持ちの方が強いのは間違い無いです.これらの製品が感じさせる新しい世界に,この店の思いを託すことになります.

 

坂田玩具店は明日5/31でプラモデルの取り扱いを終了する予定です.誠にありがとうございました.今後も「プラレール」など通常のおもちゃなどは取り扱われるとのことですので,筆者が立ち寄る機会は今後も数度あるかもしれません.

 

※「【特集】KATO中央本線」には飯田線など,中央本線の支線も含みます.