銀河夢急行

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JR日田彦山線BRT“ひこぼしライン”、来夏にも営業運行を開始!!

2022年05月30日 07時10分48秒 | 鉄軌道

JR九州は、このほど、去る平成29年7月以来、豪雨禍罹災のため不通になったままの日田彦山線・添田~夜明間(約40キロ)の復旧について線路は撤去し、BRT化を決定。事実上、バス輸送に転換することになりました。

このうち、比較的に長い釈迦岳トンネルを含む彦山~宝珠山間(約14キロ)は、これまでの線路敷地をBRT専用道に再整備。その区間以外は一般道路を経由します。

“レールウェイニュース”などによれば、ひこぼしラインと称して、来年夏にも再スタートする予定。

BRTと言えば、確か、その第一号は旧国鉄白棚線でしたね。この路線は確かC11型クラスの蒸気機関車が牽いた短編成の客車、貨物列車がのんびりと走っていたような。しかしながら、戦時中に不要不急路線として無期運休に。戦後、バス専用道になったか。名鉄でもJR岡崎駅~福岡町間は、比較的最近まで路線バス専用道で、今にして思えば名鉄岡崎市内線代替の一種のBRTだったのでしょうね。

ただ、こうした専用道は単線分なことが殆どで、今後は自動運転システムの本格的導入の可否判断も課題にはなろう。特にJR西日本エリアでは今後、こうしたBRT化も続出しそうだ。南小谷~糸魚川間とか府中(または一時は電化されていたという下川辺)~塩町間、小野田線並びに芸備線の末端区間の辺りが何となく怪しい……。ただ、木次線だけは別経営体にしてでも、今の鉄道線として、ぜひとも残してほしいところだが。うん。観光資源もそれなりにあろうから。

ちなみに、福塩線南部は近々にも105系代替として227系が投入されるようだ。府中~下川辺間を再び電化して、BRTとの連絡拠点にし、下川辺駅構内に電車留置線を新設する手もあろう。

また、途中のBRTのための駅舎は基本的にはリニューアルされます。願わくは、なるべく環境に優しい大型ノンステップ車両を!! また、フルカラーLED方向幕搭載かどうかも注目ですね。

取り急ぎ、報告まで。



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5 コメント

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Unknown (LV288N)
2022-05-31 00:10:17
>“レールウェイニュース”などによれば、ひこぼしラインと称して、来年夏にも再スタートする予定。
これですね。
日田彦山線「BRTひこぼしライン」として再出発 開業は2023年夏 一部専用道 乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/119074
JR九州、被災した日田彦山線に「BRTひこぼしライン」23年夏開業(被災直後と現在の比較写真あり)
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1412709.html

>BRTと言えば、確か、その第一号は旧国鉄白棚線でしたね。この路線は確かC11型クラスの蒸気機関車が牽いた短編成の客車、貨物列車がのんびりと走っていたような。しかしながら、戦時中に不要不急路線として無期運休に。戦後、バス専用道になったか。
白棚線のバス専用道の始まりは1957年4月26日です。
詳しくは下記サイトを参照してください。
白棚線 ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%A3%9A%E7%B7%9A
白棚線 カフェドラグーン(個人サイト)
https://www.cafe-dragoon.net/trip/rosen/hakuho_line/index.html
廃線探索 白棚線 歩鉄の達人(個人サイト)
http://www.hotetu.net/haisen/Tohoku/100123hakuhousen.html

>名鉄でもJR岡崎駅~福岡町間は、比較的最近まで路線バス専用道で、今にして思えば名鉄岡崎市内線代替の一種のBRTだったのでしょうね。
岡崎の名鉄バス専用道は2016年3月いっぱいで廃止されました。
当方で調べましたら、廃止2年半前の現役時代と、廃止から4年たった2020年6月の様子を中日新聞の記事が伝えていますのでご覧下さい。
岡崎市内に、先駆的“BRT”バス路線が現存!(廃止前)
https://plus.chunichi.co.jp/blog/ito/article/264/1531/
岡崎のBRT跡…福岡線廃線跡のいま(廃止後)
https://plus.chunichi.co.jp/blog/ito/article/264/9575/

>ちなみに、福塩線南部は近々にも105系代替として227系が投入されるようだ。府中~下川辺間を再び電化して、BRTとの連絡拠点にし、下川辺駅構内に電車留置線を新設する手もあろう。
下記PDFに227系ベースの新型車両を岡山・備後エリアに導入とありますが、これのことでしょうか?
岡山・備後エリアへの新型車両導入について 西日本旅客鉄道
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211118_06_new.pdf
府中~下川辺の電化期間は1954年4月10日~1962年3月31日でした。
福塩線 ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%A1%A9%E7%B7%9A#:~:text=1961%E5%B9%B4%EF%BC%88%E6%98%AD%E5%92%8C36%E5%B9%B4,%E9%96%93%E3%81%AE%E9%9B%BB%E5%8C%96%E3%81%8C%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%80%82
Unknown (銀河FXR)
2022-05-31 07:22:16
白棚線は確か、昭和43年頃だったと思いますが、当時のNHKのニュース番組で“赤字83線”のことが紹介された際、線路敷地を再利用した事例として取り上げられたことを覚えています。
今回は、日田彦山線末端区間がバス化されますが、仮に未だに石炭輸送が続いていたならば時間を掛けてでも鉄道線として復旧していたのでしょうね。
福塩線の府中~下川辺間が、なぜわざわざと直流電化されたのかは不明。何か目立った産業とか、あるいは電気機関車牽引の貨物列車でも運行されたのかな?
新しい227系は山陽本線など備後地区へ投入としており、福塩線南部も間違いはなさそう。本当ならば伯備線を優先して欲しいところだが。宇部線は幹線系運賃でそれなりの需要はありそうだが、宇部市交通局などは地方交通線系運賃の小野田線ともどもBRT化の意向を示しており、要注意だろう。105系の老朽化のこともあろうが。
Unknown (銀河FXR)
2022-05-31 07:25:57
福塩線は当初、直流750ボルト電化で、下川辺延伸電化当時もそうでした。後に1500ボルト化されましたが、その僅か1年後には府中~下川辺間の電化設備は撤去されたようですね。
Unknown (銀河FXR)
2022-05-31 21:54:26
JR日田彦山線と言えば、ウィキペディアによれば蓄電池電車の819系を開発するため、817系が蓄電池を装荷して乗り入れたこともありますね。
尤も、城野~石原町間と北九州市内区間を何度か試運転しただけのようだが。
日田彦山線は引き続き城野~添田間は鉄道線として残りますが、折角、南部のBRTも整備されるので、これを契機にキハ40、47からYC1系に今後はなるべく早く交代させるべきだろうね。
なお、YC1系はやはり関門区間ではリチウムイオン蓄電池が塩害に弱いため、まず使えないそうです。821系の増備は惜しくも早々と打ち切りになりましたが、821系の技術を応用した新形式の交直両用版を開発すべきだろう。但し“823系”とは襲名出来ないが。うん。
さらに、将来的には関門トンネル自体も掘り直しになろうが、今の下関駅の構内事情から交流化は恐らく無理だろう。かつての黒磯駅方式(地上切り換え方式)では作業上、非常に危ないし、九州島内の貨物列車も後継の牽引担当はEF510型(300番台)に決まったこともあるから、この際は交直両用電車の方が経費が多少、高くついても現実的ではなかろうか?
Unknown (大ばかやろーにバーナーフックされた谷村新司先生が電車から降りてきた)
2023-10-18 19:13:07
先生が切れた。

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