今更ながら「超」遅筆過ぎて新鮮味のない話題になってしまいましたが(ネタは豊富なのに捌ききれず腐らせてしまう…)、タイトル通り札沼線(学園都市線)に3月12日新規開業したロイズタウン駅のオハナシです。開業からもう2ヶ月半以上経ってしまいましたが、お読み頂けたら幸いです。

 

近年、ダイヤ改正といえば毎年の恒例行事ともなってしまった駅の廃止が続いていましたが(今回も7駅が廃止)、今回はJR北海道の在来線としては20年振りという学園都市線の新駅・ロイズタウン駅がこの日に開業という明るい話題がありました。

しかし…皮肉にも20年前に開業した函館本線の流山温泉駅は前日を以て営業を終了、廃駅となった7駅の中の一つとなってしまいましたが…。

札沼線の新駅としては、JR化後の1988年11月3日(※札幌駅他高架化によるダイヤ改正時。当時はまだ『学園都市線』の愛称がなかった)に開業した八軒駅以来、実に34年振りとなります。

 

そのダイヤ改正を跨いだ期間に有効な「流山温泉→ロイズタウン」(最短でも有効3日間)という乗車券は実際に発券できるのか?という素朴な疑問を抱いた私は、某みどりの窓口で訊いてみた処「ロイズタウン駅に関する乗車券は3月12日にならないと発売できない」との返答が。新幹線や特急列車とは無関係な学園都市線ゆえに、開業前に前売りする必要がないからという事なのでしょう。マルスシステムに対応できないのは当然ですが、出札補充券での発券もありません。「こんなルールも知らないのか🤣」と嘲笑するヲタもいるかもしれませんが、私にも知らない事だってあるんですよ😠(何でもカンでも旅客営業規則を知ってる程のガチガチのヲタじゃありません💢)

もしそのような乗車券が実際に発券できたら、3月11日は流山温泉駅に行くつもりでした。

 

さて…そのロイズタウン駅ですが、札沼線(学園都市線)のあいの里公園~太美(ダイヤ改正前は石狩太美)の間に設置されました。その名の通り駅近くにはチョコレートなど菓子類を製造する(株)ロイズコンフェクト(以下ロイズ)ふと美工場があり、同社従業員や直売所への客のために設けられた請願駅(ロイズが駅設置費用、所在する当別町が駅前整備を負担)です。北海道で企業名を冠した駅名としては1989年に開業したサッポロビール庭園駅以来になります。
その新駅開業を記念して、なんと!キハ261系5000番台ラベンダー編成(以下「ラベ編」)を使用するツアー列車が運転されるという事で、学園都市線沿線在住の私はツアー発売のタイミングで速攻申し込みしたのであります(※下画像のJR北海道プレスリリースでは2月10日からの発売となっていたが、販売元である北海道オプショナルツアーズ(ほっとバス。ラベ編デビュー時にも同社のツアー参加の上で乗車)のWeb予約では9日17時から既に発売開始されていた)
 

 

 

 実は私、少しの間だけ当別町民だった事があり、その当時はロイズタウン駅のお隣である石狩太美(現・太美)駅の近くに住んでいました。そして、札沼線(学園都市線)に『特急型車両』(※注)が入線するという事も大きなトピックで、元町民としては「是非とも行かねば!」という思いに駆り立てられ、今回ツアーに参加させて頂く事になりました(ツアーの詳細は下のチラシ画像をご覧ください)。日帰りツアーとして¥9300の料金は決して安くはないかもしれませんが、前日のキハ283系おおぞらラストランのボッタクリツアーとは異なり特典や食事(弁当)も付いてくるので、ソレを考えたら妥当というべきでしょう。

(注:過去に札幌~石狩当別において大晦日深夜~元旦未明に運転されたニセコエクスプレス編成による『初詣列車』、北斗星色DD51牽引のJR東日本所属24系寝台車団臨、そして現在廃止となった区間も含めるとキハ183系0番台復刻国鉄色による団臨の入線実績がある)

 

 

 
そして訪れた3月12日。
この日は『ロイズタウン駅開業記念入場券セット』が当別駅から発売されるという事で、早めに買いに行かないと売り切れてしまうという不安もあったため、ツアー参加の前に最寄り駅から当別駅に向かうべく、731系(G-115)+733系(B-120)による北海道医療大学行2539Mに乗車。開業したてのロイズタウン駅には、既に鉄道ファンらの姿が見えました。
 
 
 
交通新聞社発行の『北海道時刻表』3月号の裏表紙には、当別町によるロイズタウン駅開業を記念した広告が掲載されていました。そのロイズタウン駅停車中に撮影。
 
 
 
お次の石狩太美駅は「石狩」が抜けて太美駅に改称され、駅名標も新たなモノに交換されていました。私が利用していたのは非電化時代でしたが、幾度も当駅からキハ141系や40系などの気動車に乗ったモノです。しかし…残念ながら当駅で撮った列車の写真が1枚もないんですよね…。
 
 
 
石狩当別から改称された当別駅1番線には7:52到着。
 
 
 
 
改札口を抜けると、なんと…!記念入場券を買い求める数十人~100人規模の客のスゴイ行列ができており(自由通路を兼ねた階段まで続いていた)、特設の販売所が開設されているにも関わらずなかなか列が進みません。ツアー自体は札幌駅からのスタートとなるため、9:15の集合時間に間に合わせるためには8:21発の2540Mに乗らねばならず、後ろ髪を引かれる思いで記念入場券の購入は諦めて列を離れて札幌駅に向かう事となりました…。あ~ぁ…ムダに電車賃使ってしまった…😥
 
 
 
発車時刻ギリギリに乗り込んだ2540Mでしたが、札幌駅には9:15に到着。
車両は当別駅まで乗車した2539Mの折返し運用のため同一編成。
 
 
 
改札口を抜けて、ツアー参加者の集合場所である東側コンコースの団体待合所に向かい、受付を済ませました。
 
 
 
受付を済ませた参加者にはその証となる名前入りストラップと、特製弁当と引き換えになるアンケート用紙、そしてツアー解散後の帰路に当別駅→札幌駅へ戻るための乗車票2枚が配布されました。乗車票は駅名改称前の発券のため、発駅が「石狩当別」と記載されています。
 
 
 
そして参加者への特典として、北海道観光PRキャラ『キュンちゃん』(2012年の北海道DC開催をキッカケに誕生)が描かれた紙袋に入った記念品が配布されました(詳細は先述のチラシ及びこの後紹介する画像をご覧ください)。
 
 
 
改札口のLED発車標(前日まで表記されていた「石狩当別方面」が「当別方面」に書き換えられている)には、この日限りしか見られないであろう「ロイズタウン」という行先表示が!添乗員の指示で改札口を抜けます。
 
 
 
 
ラベ編の団臨(9051D)は学園都市線としては非常にレアな6番線からの発車。ただ、この番線は快速エアポートが頻繁に発着するため、一旦東側改札内通路で待機後、3854Mエアポート96号の発車を待ってからホームに上がる事になります。
 
 
 
 
そしてホームに上がり、ラベ編の到着を待ちます。入線はだいたい9:39位なので、発車5分前とかなり慌ただしいですが…。
駅自動放送も、しっかり「ロイズタウン行 団体」と案内していましたが、この日のためにわざわざ音源を録音したのか?余談ですが、2020年10月に宗谷本線の幌延~稚内の線路メンテナンスのため列車を運休しバス代行した時には、「幌延行 特急宗谷」というのも実際に聴いた事があります。

 
 

 

 

そして、ようやく6番線に入線したラベ編。発車まで時間がないため、慌ただしく撮影を済ませます。編成表は省略しますが、通常定期特急列車で使用される場合とは異なり、最後尾となるラベンダーラウンジから1号車(定期特急運用では増1号車)、先頭が5号車(同4号車)となっています。
やはりHM(トップ画像で紹介)はシール貼付式による表示ですが(側面のLED行先表示は「団体」)、ツアー主催者である当別町のご当地キャラ「とべのすけ」が描かれています。
 
 
 
 
列車そのものは9:44に発車しましたが、旅行会社かJRの手違いなのかは不明ながら、私が割り当てられた1号車はラウンジカー(フリースペース扱い)のため座席には入っておらず、「?」とは思っていましたが、やはり車両の移動を余儀なくされました。本来1号車だった参加者は結局先頭5号車(キハ261-5202)に席が割り当てられる事になり、端から端まで約80m歩く事に…。席に着いたのは次の桑園駅手前になってからでした。もしかすると、定期特急と同様の号車振り分けだったのかも…と。ちなみに、先頭5号車は昨年5月8日のラベ編デビュー記念列車『HOKKAIDO LOVE!FURANO号』(リンクはその時のブログ)でもツアー客(※主催は同じ旅行会社)として乗車しています。
 
 
 
入線前からロイズタウン駅到着までのラベ編乗車篇動画を作成しました(先行公開済)。詳細はコチラをご覧ください。

 

 
 
学園都市線は通常普通列車しか走らないため、特急列車として普段停車している駅を通過するのは何だか不思議な感覚。沿線の各駅や住宅街などでは滅多に走る事のない車両を写真に収めようと、鉄道ファンならずともカメラやスマホを向ける人達の姿が多く見られ、人々の感心の高さを物語っておりました。
(1枚目は篠路駅、2枚目はあいの里教育大駅、3枚目はあいの里教育大~あいの里公園)
 
 
 
そして道内最長の石狩川橋梁を渡ると、たった20分間というアッという間の乗車時間で、この列車としては終着駅となるロイズタウン駅に到着。
狭いホームは既に待ち構えていた鉄道ファンや報道陣のカメラマン、そしてラベ編を一目見ようと訪れた一般人らでごった返し、残念ながらせっかく乗車した先頭車両の顔をうまく撮る事はできませんでした…。
 
 
 
駅名標。既存駅の間に設置されたため、枝番付きとなっているのは高速道路のインターチェンジと同様です。
一方、縦型の柱用は他の札幌圏の駅などと同様サッポロビールの広告付(※2021年6月頃から他の地域は特定の駅を除いて広告を廃止)ですが、キャッチコピーが現行のモノになっています。
 
 
 
 
私はツアー参加者なので、せっかくの新しい駅舎をのんびりと撮影しているヒマもなく、用意されていたバスに乗り込みます。駅前整備はまだこれからで、仮設の通路を歩いてバスが待つ道路へと向かいます。
 
 
 
 
バスは大型車と中型車の2台体制で、地元当別町の自動車整備業兼バス会社『下段モータース』(札沼線廃線区間である当別町~月形町の代替バス『とべ~る号』も運行)の車両。私が乗車したのは大型車で、お隣韓国現代(ヒュンダイ)自動車製観光バスのユニバース。韓国に近い九州など西日本中心に導入が多いようですが、北海道では馴染みが薄く、私としては当然初めて乗るクルマです。
 
 
 
バスは約5分で次の目的地である国道337号線沿いの『北欧の風 道の駅とうべつ』に到着。ここで30分程のフリータイムとなり、ツアー参加者はお土産など特産品の買い物や飲食など、それぞれ思い思いに過ごします。
 
 
 
道の駅内では「ロイズタウンの変遷」と題した写真展が開催されていました。
中には懐かしの711系や、今はなき非電化区間用のキハ40形400番台などの鉄道写真も…。
 
 
 
私も地元産スイーツなどを買い込み、会計レジに並んでいたのですが、その様子が某道内民放局に撮られてしまい、またもTV番組(道内ローカル)に映ってしまいました…😱自分が把握している限りTVに映ったのは3回目… 😓知ってる奴に見られたくなかったけど…まぁイベント列車はもとより、初列車やラストランの類に乗ればこういうリスクは避けられないのですが。
 
 
 
この日はロイズタウン駅開業記念として、道の駅での買い物や飲食で¥1000以上利用するとレシート提示で特別な『道の駅きっぷ』と、さらにミニソフトクリーム引換券が貰えるという事で、買い物の後早速引き換えしてきました。
 
 
 
ミニソフトクリームはスウェーデン(※当別町はスウェーデンのレクサンド市と姉妹都市締結をしている)の国旗をイメージした青と黄色の2色。トッピングの馬の形のクッキーが可愛らしい…🥰
 
 
 
集合時間となったため再びバスに乗り込みます。先程と同じヒュンダイ・ユニバースです。
次の目的地である当別町の仕出し料理店『田西会館』(当別駅から徒歩5分程度)に向かいます。
 
 
 
 
バスは田西会館に到着。ここでツアー参加者限定の特製弁当を受け取り(予め配布されたアンケート用紙と引き換え)、各自解散となります。会館内での飲食も可能でしたが、私はそのまま当別駅に向かいました。
この日は晴れたり曇ったり、そして雪が降ったり…とかなり不安定な天気で、道の駅を出発する事は日差しがあったにも関わらず、どんよりとした空模様となってしまいました。
 
 
 
当別駅に続く道にあった案内標識ですが、元々から『当別駅』と表記されており、駅名改称によって書き換えられたワケではありません。
 
 
 
そして当別駅に到着。
駅舎の駅名表記は、「石狩」の部分を撤去した跡にJRマークが新たに取り付けられていました。それに対して、駅前広場の標識は上からシールで隠しただけ…。
 
 
 
ロイズタウン駅まで乗車したラベ編は3番線に待機していました。
 
 
 
朝に買う事のできなかった記念入場券ですが、相変わらず購入待ちの行列が絶えず…😱
 
 
 
自由通路内の看板は当別駅と書き換え済み。
 
 
 
25分位並んでようやく買えた記念入場券セットと、駅名改称初日の『北の大地の入場券』。
記念入場券セットに関しては、この時点ではまだ発行枚数に余裕がありました。
 
 
 
私はこの後、宗谷本線の東風連駅を移転改称した『名寄高校駅』の記念乗車券を購入すべく、「ロイズタウン→名寄高校」の乗車券を買って名寄駅(※運賃は名寄高校駅までと同額)へ向かうつもりだったのですが、記念乗車券は限定1000枚が早くも売り切れ寸前という情報を掴んでしまったため、泣く泣く断念せざるを得ませんでした…。その時の心情を綴った怒りのブログがコチラ
失意のもと、私は帰宅する事にしたのですが、その前にラベ編の当別町民向け団体臨時列車の出発を見届ける事にしました。
 
 
 
私は敢えてホーム上からではなく、撮影者の少ない北口側から見送る事にしました(コチラ側には警官が警備にあたっていた)。9052D札幌行団臨(当別町民が羨ましい…)は、上写真の発車標通り11:56に多くの人に見送られながら札幌駅に向けて出発していきました。
 
 
 
ラベ編の出発を見送った後、12:08の北海道医療大学発2562Mには乗らず、次の12:48発2566M(同じく医療大発)までしばらく待合室にて休憩。そういえば、駅前の『ふれあい倉庫』にて「当別・鉄道の歴史展」というイベントを開催していたようですが(先に紹介したツアーのチラシにも掲載)、名寄高校駅の件でアタマからすっかり抜け落ちてしまっていたのでした…😵気付いてたら見物に行ったのに…😢
 
 
 
改札口を抜けて1番線ホームに出てみたら、かつて旧駅舎時代に駅に寄贈されたという「いしかりとうべつ」の駅名が書かれた扁額がまだ残っていました(コレについては隣の太美駅も同様に「いしかりふとみ」の扁額がある)。
 
 
 
2566Mは731系6連(G-104+G-102)。いずれも同系で最初に製造されたグループで、鉄道友の会のローレル賞プレートが誇らしげに付いておりました。コレを最後に、JR北海道の車両ではローレル賞及びブルーリボン賞からはずっと遠ざかっています。悲観的な言い方になってしまいますが、自社で車両開発する体力すら残っておらず技術継承も途絶えてしまった事から、もう今後同社から賞に相応しい車両が出る事はないのでしょうね…。
 
 
 
結局、乗車票に記載されている列車名(2566M)通りに帰路に就く事になったのですが、札幌駅まで乗る事もなく、最寄り駅で下車して帰宅したのでありました…。
 
 
 
帰宅後早速、ツアーの最後で戴いた特製弁当で昼食を摂る事にしました。流石仕出し屋さんのお弁当だけに、なかなか豪華(?)。美味しくいただきました。ごちそうさま。
 
 
 
ここで、ツアー客に配布された特典のグッズ類を紹介します。
 
 
 
まずはラベ編臨時列車の乗車証明書と、特製缶バッヂ。
 
 
 
特製ポータブルマイバッグ。
 
 
 
ロイズタウン駅開業記念の特製アーモンドチョコレート(勿論ロイズ製!)。パッケージが切符風になっていますが、サイズは一般的な板チョコの1.5倍はあろうかと。コチラは当日のウチに頂きました(「発売当日限り有効」につき?)。右に記載されている1983.6.12はロイズコンフェクトの創立記念日。
 
 
 
そして、コレ目当てといっても過言ではない(?)札沼線のレール及びバラストの缶詰。
レールは2020年に廃線になった北海道医療大学駅以北の区間で使用されていたモノを1㎝に裁断、バラストも勿論実際に敷かれていた石が入っています(当別町内で採取)。
 
 
 
ニコニコウインクおねがい爆  笑びっくり笑い泣きプンプン照れキョロキョロニヤリえー口笛ニヤリウインクおねがいニヤリニヤリニコニコ照れ笑い泣き爆  笑キョロキョロ爆  笑ニヤリチュー
 
 
さて…ブログはコレで終わりではありません。
私はロイズタウン駅開業から2ヶ月余り経った5月24日に、今回紹介したツアーでは行く事ができなかったロイズふと美工場の直売店を実際にJRを利用して行ってみる事にしたのです。ここから先はオマケではありますが、お付き合い頂ければ幸いです。
 
この日は学園都市線577Mでロイズタウン駅に到着(14:11)。
乗車券は21日~26日有効のLOVEパス利用(とある乗り鉄のために購入)ですが、所用のため遠出できなかった事もあって、それならばという事で行ってみたのであります。
この日は平日という事もあり、下車したのは私の他に30歳位の女性2人組だけでした。
 
 
 
ホームには、ロイズの看板商品である生チョコレート「オーレ」の広告がデカデカと。
 
 
 
線路脇の草むら(その向こうは麦畑)には『停車場中心』の杭が。
草むらの雑草は、カモガヤ(オーチャードグラス)が主体…。私はこの草が生い茂る5月中旬~7月上旬は毎年その花粉症🤧に悩まされていましたが、今の処、薬で何とか抑えていて症状は出ていません。
 
 
 
改札口。3月12日の賑わいがウソのように静まりかえっていますが、コンスタントに乗降客がいるようです。
自動改札機はkitaca対応、切符は入場記録のみの簡易型。券売機も他の無人駅で見られる据置タイプの簡易型です。天井の発車標ディスプレイは運行情報表示付の最新タイプで、他には太平駅などでも見られます。駅自動放送は他の駅とは異なる音声合成型。
 
 
 
駅からロイズふと美工場直売店へは、日中に無料のシャトルバスが発着しているのですが、私は健康増進のため(?)徒歩で向かう事に。
 
 
 
3月12日にまともに撮影できなかったロイズタウン駅舎。
ご覧の通り、現状は駅前が砂利敷きで通路のみアスファルトで簡易舗装されているのみですが、コレはあくまでも暫定的な姿。
 
 
 
駅前周辺は当別町によって整備される事になっており、工事が進められています。その間は仮設の通路を通ってロイズ工場へ向かう道路へ出る恰好になります。
 
 
 
道路脇には数台分の駐車場とシャトルバス乗り場があり、徒歩へ向かう客のためにその案内板が併設されています。
 
 
 
道路から見たロイズタウン駅。現状はだだっ広い空き地が広がっています…。
 
 
 
ロイズ工場へ向かう道を歩いていると、シャトルバスの車とすれ違いました。
車種は日産のマイクロバス・シビリアンクラシックバス(オーテックジャパン(※現・日産モータースポーツ&カスタマイズ)による特装車)
 
 
 
ようやくロイズふと美工場まで来ました。
 
 
 
工場のある一角には、当地出身の作家・本庄睦男を讃えた『本庄睦男生誕之地』の石碑があります。
 
 
 
ロイズ工場前から見た札沼線(学園都市線)。右には石狩川橋梁が見えます。
2枚目の写真は、下り北海道医療大学行2579Mの733系3000番台。
 
 
 
従来のロイズふと美工場を増設するため新築された工場棟に隣接する新しい直売店『ロイズカカオ&チョコレートタウン』。
駅からここまでの徒歩での所要時間は7分との事ですが、ちょっとのんびりし過ぎたため15分位掛かってしまいました…(汗)。
 
 
 
この日は平日という事もあり空いていましたが、休日ともなるとそれなりに混雑するのでしょうか。
 
 
 
店内にはロイズタウン駅に関連したグッズも販売されています。
その中でも、同駅のミニチュア(Nゲージサイズの1/150スケールと思われる)とお菓子の詰め合わせをセットにした商品に惹かれましたが、何せ価格が高い(¥6930)ので購入は断念…。
 
 
 
私は関連グッズの中から、ツアーの記念品として頂いた切符モチーフがパッケージのアーモンド入り板チョコ(¥486)と、表紙にロイズタウン駅舎が描かれたA5サイズのノート(¥440)を購入。
 
 
 
ロイズといえばチョコレートだけではありません!パンも製造販売しており、ヘタな専門店よりも美味しいのが魅力であります(個人の感想)。その中から、『きたあかりカレーパン』(¥324)、『生チョコクロワッサン』(¥270)を買って遅い昼食を摂る事にしました。本当はピロシキ(コレはおススメ!)も食べたかったのですが、残念ながら売ってませんでした(売切なのか取扱いがないのかは不明)。
 
 
 
店内にはイートインスペースがあり、私はここで食べていく事に。
壁にあるショーケースには、カカオをモチーフにした彫刻やオブジェが飾られています。
 
 
 
先程購入したきたあかりカレーパンの中身(食べ掛けで失礼…)。ご覧の通りジャガイモの品種きたあかりが丸ごと入っていて食べ応えも充分です。
 
 
 
そしてチョコクロワッサン。コチラも中身がギッシリ、生チョコ「オーレ」が入っている菓子パンです。
 
 
 
お腹も満足した処で、再び徒歩で駅に戻って2585M(731系G-107+733系B-102)で当別までプチ乗り鉄をして(以降の行程は省略)、その後帰路に就いたのでありました。
 
 
この日は平日で時間帯の絡みもあってロイズタウン駅及び直売店のお客さんは少なかったですが、おそらく休日にはそれなりにJR利用で同店を訪れる人も多いと見え、ロイズの目論見は当たったといえるでしょう。同社には今後も魅力溢れる商品ラインナップを展開し、駅の開業効果がずっと続いてくれる事を祈念しつつ、本稿の結びとさせて頂きます。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。