2010年代に入ってから様々な路線で走るようになった復刻塗装車も次第に数を減らしつつあり、唯一大阪統括部管内と名古屋統括部管内の両方を走っていた2250系塗装の5200系VX05も標準塗装に戻ってしまったため残りは大軌デボ1形塗装の5800系DH02と三重交通塗装の1440系VW38だけになってしまい、完全終了も近いのではって感じるようになってしまいました。VX05とVW38は結構撮影したので悔いは無いのですが残念だったのは復刻塗装車同士の組み合わせが見られなかったことで、団体貸切列車でも良かったので実現してほしかったです。

(2022.3.24 五十鈴川にて撮影)

 駅前ロータリーから見た5200系VX05です。長期間に渡ってこの塗装で活躍していたのでここでの姿は日常のことでしたが標準塗装に戻ったことにより過去の姿になってしまい、もう見ることが出来ないのかと思うと寂しさを感じます。

(2022.3.24 五十鈴川にて撮影)

 この日のVX05は大阪上本町7:06発の721レに充当され、私はこの列車に乗ってここまで来たのですが折り返し回送列車として出発するまで時間に余裕があったので普段あまり狙わないアングルで撮影してみることとし、結果的に上手くいったので良かったです。現ダイヤの721レは平日・土休日共に名張で大阪方の2両を切り離し、同駅から五十鈴川までは4両編成で運行されるため伊勢エリアでは前面に幌の有るク5100形の顔を見ることが出来、それを撮影するのも楽しみの一つでした。