現在、長野県長野市の善光寺で行われている『善光寺前立本尊御開帳』。

数え年で七年に一度行われ、絶対秘仏の御本尊の身代わりである「前立本尊」の姿を特別に拝むことができます。


本来は去年行われる予定でしたが、新型コロナの感染状況を鑑みて一年延期に。

また、御開帳の期間も今までより1ヶ月延長され、今年は4/3(日)〜6/29(水)までの88日間になっています。


今年の御開帳が始まってから既にだいぶ経ちましたが、先日参拝してくることができましたので、今回はその時の様子を載せていきます。




今回はこちらの『信州ワンデーパス』を使用。
エリア内の普通列車が1日乗り放題になり、別途特急券を購入すれば特急列車や新幹線にも乗ることができます。

今回の旅の目的地は善光寺のある長野市とさらにもう一つあり、ワンデーパスを使った方がお得に移動できそうだったのでこちらを使用します。



旅のスタートは上田駅。
9:18発 はくたか 553号に乗車。



長野到着直前、留置線にしなの鉄道の115系が!



長野に到着。

でかでかと宣伝しているのは「旅する北信濃」というキャンペーン。
北信濃エリア(長野市・小布施町・山ノ内町・野沢温泉村・飯山市)の観光・飲食・買い物に使える電子チケットをスマホで購入できるというもの。

期間が6/30までというところを見ると、善光寺御開帳と合わせて周辺の観光地にもぜひ来てね!ということなんだろう。



垂れ幕の真下辺りには臨時の観光情報コーナーが。

長野市の情報に絞って用意されており、善光寺の案内や市内の観光冊子などが置いてあります。



冊子タイプのものもあるし、QRコードを読み込んで使うタイプのものもある。



さらの観光情報コーナーの側面(壁?)には善光寺参道のマップが。
善光寺までの道中、他のお寺などにも立ち寄ってみるのもいいですね。


外へと出てみました。

駅舎の屋根のすぐ下辺りにも善光寺御開帳の文字が。
気合が入ってるなぁ。



それにしても、いつ見ても綺麗な造り。



さぁ、ここから善光寺へと向かいます。

駅から善光寺までの移動手段はいくつかありますが、今回は久々に長野電鉄に乗ってみます。

善光寺口のエスカレーターを下って地下通路へ。



通路を進んだ先に見えてきたのが、長野電鉄の長野駅。
エスカレーターを下っただけで、まるで別世界にたどり着いたようなちょっと不思議な空間。

少し薄暗い雰囲気、中央には地元の野菜や果物の無人販売所、そして有人改札、どこかレトロな雰囲気のある乗り場です。



地下乗り場の壁にもでかでかと善光寺!!
これはなかなか迫力ありました。

善光寺だけでなく、長野電鉄の沿線にある小布施や、須坂の紹介も。



車両の描かれたコインロッカー。



いい情報をありがとう!
ところで、右上のキャラクターが気になって仕方ない。



有人改札を通りホームへ。

今回乗るのは長野電鉄3000系。
元東京メトロ日比谷線の車両です。

こちらに乗って善光寺の最寄り駅、善光寺下へ向かいます。

つづく