2022.4.24 西武2000系2007F池袋〜芦ヶ久保〜拝島〜西武新宿ツアー大追跡録④ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

4月24日の続き。

抜いたり抜かれたり、池袋線内は想定外の連続。



芦ヶ久保までのゴールが見えてきて、やれやれと一息ついて4000系の各停に乗り込んだが…

まだその慌ただしさは、完全には収まっていなかった。

一緒になった知人と今後の撮影計画を練りながら、しばらくまったりしていたのだが…

10:13、高麗駅。


また停車しているし!


なんと、ここ高麗駅でも上下待避の関係で停車していたのだ。


高麗だけに、高麗っちゃうなぁ〜…


なんてくだらないギャグは置いといて、交換待ちのタイミングでまたホームで撮影。


ただ、有効長は前後ともに精一杯。

おまけにホームは大きくカーブしており、なかなかに撮影に難儀を極める。

昨年も利用している駅なので分かっちゃいるが、結構ギリギリだった。


2分ほどで飯能行きが到着。

すぐに列車に戻ったが、前寄りの車両に乗っていた(しかも8両編成だった)ため、自分の席に

戻るまでに1駅かかってしまったのはここだけの話。


とりあえず、これで往路芦ヶ久保行きの撮影は、これでおしまい。


定番ポイントには、至る所に撮り鉄が繰り出している姿を見つつ…

敷地区画的に大丈夫なのかな?などと思いつつ。


さてここで。

芦ヶ久保でツアー電車を出迎える、という選択肢は早々に消えた。

知人との話で、回送で横瀬まで走ることを掴んでいたからだ。

ダイヤを調べ直すと、芦ヶ久保に降りてしまうと横瀬まで追うのは不可能になるため、26日には

撮れないであろうアングルを求め、そのまま横瀬まで走り抜けていった。

もちろん、先行きが不安視される4000系のフルパワーの走りっぷりを満喫しつつね。


2日後には2007Fも入ることになる、横瀬車両基地の解体線を見つつ…


処分保留で残されているクハ2001も見つつ…

横瀬10:56到着。

ツアー電車は芦ヶ久保11:00頃到着と予告されていたから、しばらく喋りながら待つ。


そして…11:10。


  9961レ [回送]芦ヶ久保→横瀬

昨年2月の9104F廃車回送以来、この横瀬の地で最後の到着を…


ではなく。

今回は、まだ帰りがある。

2日後にはまた戻ってきて、その時こそ終わるが、今回はまだ終わりじゃない。

その悲壮感の無い出迎えは、今回が初めてだった。


回送運転の情報を掴んだ僅かばかりな撮り鉄とともに、しばしゆっくり記録タイム。


明後日の試運転のような、不思議な時間。


ただ、明後日はホームに到着するため、撮れないアングルもいくつか。

ましてツアー参加者もいるから、ゆっくりと撮影なぞは望めなさそうだし。

その予想は、当たることになるのだが。


横瀬での40000系との並びも、これが最後になった。


天気はスッキリとせず、ここにきてポツポツと雨も落ちてきていた。

昼以降は、涙雨を振り払いながらもう一踏ん張り。

次に来た時にはもう戻れない道を噛み締めながら、さらに走り続けていく。


…だが、いつまでも待っていたら、また自分は追えなくなる。

横瀬11:28発の特急ちちぶ24号で、33分の小充電をしながらお先に…

既に身体の疲弊も見えてきたところで少しリラックスし、午後の闘いに備えていく。