秩父鉄道 急行回数券~3 西暦券 大人用 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

秩父鉄道の「急行回数券」の3回目で、今回は「平成」の元号の印刷が削除された西暦対応日付券をご紹介いたします。

 

2019年8月に秩父駅で発行されました、大人用の「急行回数券」です。

 

 

日付記入欄から「平成」の元号の印刷が削除されました。

 

元号の削除だけでなく、最上段が第11券片となり、第11券片が表紙を兼ねるようになって11枚綴りの券に様式が変わっており、最終券片の注記事項から「・一部券片の使用後は残余券片の払い戻しはいたしません。」の記載が削除され、注記事項が4項目となりましたが、硬券の「急行券」からは平成23年頃に削除された「・連絡線の急行列車にはご乗車できません。」の記載は、何故か削除されずに生き残っています。

 

発行箇所は各券片に印刷されておりますが、第11券片は「平成」の元号印刷券時代からの発行日付右側の発行箇所の記載が残っているにもかかわらず、第1券片~第10券片のように最下段に発行箇所の記載を追加したため、発行箇所の記載が2ヶ所になってしまっています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

 

裏面の注記事項は表紙部分とは異なって、「・連絡線の急行列車にはご乗車できません。」の記載も削除され、「・切り離して係員にお渡し下さい。」の1項目のみの記載となりました。