秩父鉄道 急行回数券~2 平成券 小児用 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昨日のエントリでご紹介いたしました「急行回数券」には、報告片や硬券の「急行券」のように小児断片が設けられておらず、硬券の「急行券」には存在しなかったと思われる小児用の券が別に設備されておりました。

 

昨日のエントリの券と同じく、平成28年10月に寄居駅で発行されました小児用の「急行回数券」です。

 

 

各券片に赤文字で「小」の印刷があり、最上段の表紙部分には赤文字の「小」に加えて、右上の券番の下に「小児用」と印刷されています。

 

小児用の「急行回数券」の発行箇所は記入式となっており、発行箇所が印刷された券は未見で、発売需要の少ない小児用は発行箇所を記入式として発売各駅で連番の券を共用で設備していたものと考えられ、やはり余り売れないようで、券面が汚れた券や角が丸まってしまった券を発売している箇所が多く見られました。

 

裏面につきましては、昨日のエントリでご紹介いたしました大人用の券と全く同じですので、裏面の画像は省略させて戴きます。