西武鉄道が2023年度以降に導入すると発表した「サステナ車両」、VVVF、無塗装の車輛を他の鉄道から譲り受けようというものですが、ここへきて、その投入先が支線区になりそうだという話が出てきています。
まあ、正式決定ではありませんし、当の西武鉄道から何らかの発表があったわけではありませんが、ともかく、「サステナ車両」が支線区に投入されると仮定して、「置き換えられるのはどの車輛か」という話になってくるわけです。
まず、支線区の車輛で淘汰されるとすれば、多摩川線などで最後の活躍を見せる新101系ということになるでしょう。してみると「サステナ車両」は4連ということになりますか。また、国分寺線などで走っている2000系6連も置換の対象でしょう。一方、2000系でも2連の方は、相変わらず増結用で重宝されていますので、こちらは新車の2輛編成にとって代わられるのでしょうか?
秩父線の4000系も置換の有力候補ですが、後継車がロングシートとなると、サービスダウンの感が否めません。もっとも、秩父線開業当初は、特急車以外すべてロングシートだったわけで、元に戻っただけともいえますね。
支線区用といっても、多摩湖線の9000系となると、その去就は何ともいえません。鋼製車体ではありますが、足回りが更新されてVVVFになっています。ひょっとすると鋼製車のなかでも最後まで生き残るのではないかと思ってしまいます。(何しろ多摩湖線ですしね)
本線系ではまだまだ主力の新2000系ですが、実は少しずつ姿を消しつつあります。私は新2000系の4連が支線区に向かうのかとばかり思っていたのですが、こちらはどうやら新車(40000系ロングシート車?)にその地位を追われそうです。
以上、無責任なたわごとを書き連ねてきましたが、「サステナ車両」導入を巡り、西武鉄道からしばらく目が離せません。そして、どんな車輛が西武鉄道にやってくるのか。まあ、「黒帯」ならぬ「青帯」を巻いてしまえば西武電車の仲間入りとなりそうですが。