時代の夜明けのものがたり
JR四国の「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は高知~窪川間で運行されている観光列車です。
それが2021年10~12月に続いて、2022年4月~6月の金曜日限定で、高知~奈半利間で「特別運行」されることになりました🙌
奈半利駅
いつもは無人のはずの、奈半利駅の改札口には駅員さんがいました🤣
一瞬、本物かと思いましたよ😅
ホームでは、地元のお母さん方が、横断幕を持ってお見送りをしてくださいました!
(こちらも人形です😆)
さて、列車の入線を待ちましょう。
15:01発の普通列車を見送り、15:06頃「時代の夜明けのものがたり(雄飛の抄)」が入線してきました。
普段は普通列車しかやってこない奈半利駅に、特急列車が停まっているのは、それだけで特別感があります✨
まずは、指定席券です。
高知~窪川間を運行する「立志の抄」と「開花の抄」は、全国の「みどりの窓口」で1か月前の10時から買うことができます。
しかし、高知~奈半利間を運行する「煌海(きらめき)の抄」と「雄飛(ゆうひ)の抄」はJR東日本と北海道のみどりの窓口では購入できません⚠️
これは、JR北海道・東日本と土佐くろしお鉄道との契約によるものです。
「36ぷらす3」赤の路コースで肥薩おれんじ鉄道区間を含む場合に、JR九州以外では買えないのと同じ原理です。
次に食事予約券ですが、今春から発売範囲が変更され、JR四国・JR西日本のみどりの窓口、せとうち観光ナビ「setowa」、JR四国ツアー(送料420円が必要)、JTBなどの全国の主な旅行会社(発券手数料が必要)となっています。
今回は、せとうち観光ナビ「setowa」で購入してみました。
スマホのアプリですと、こんな画面になります、
食事予約券の購入は4日前までですので、お忘れなく!
車内とお料理
今回は2号車「SORAFUNE」に乗車します。
15:18に奈半利駅を出発すると、食事予約券の確認などがあり、さっそくお料理が提供されます。
地元産の杉の箱で提供されるのは「ゆず香る ひがしこうち旅御膳」です。
一部が2段重ねになっていて、室戸岬と河岸段丘をデザインしているとのこと。
こちらのお料理は、奈半利駅近くのホテルなはりさんの謹製です。
上段(写真左)が「ゆず香る段」として、ゆず豚の和風ローストポーク柚子胡椒添えと、南まぐろのタタキのっけ盛り。
高知はカツオのたたきが有名ですが、マグロのたたきは初めて食しました🐟️
下段(写真右)が「潮香る段」として、鮪の炊き込みご飯、ナガレコ(トコブシ)煮・金目スモーク、アメゴの竜田揚げ・鮪ほほ肉フライ・筍とインゲン豆の素揚げ、イチゴの杏仁豆腐。
郷土色がたっぷり出ていて、観光列車のお食事としては、とても良い仕上がりです👍
海側のカウンター席で実際にお料理を広げた写真をおすそ分けします。
ビールを追加オーダーして、気持ちよくお料理を楽しみ始めたところで、次の安芸(あき)駅で15分停車するとのこと。
ビールも、まだ半分しか飲んでいないんですけど😥
安芸駅
お料理を楽しみ始めたばかりという最悪のタイミングですが、停車するからに降りてみなくては気がすみません😁
駅舎内にある「ぢばさん市場」でお買物タイムをどうぞという感じなのですが、その割には時間が短いので駅前に出てみました。
駅前にいたのは「あき うたこ」ちゃん。
やなせたかし先生のキャラクターです。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の全ての駅には、やなせたかし先生のキャラクターが設定されているのです。
気になる方は、土佐くろしお鉄道の公式HPで確認してみてくださいね。
さて、早く列車に戻って、お料理の続きをいただくことにしましょう!
↓「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」の車内設備の詳細は、こちらの記事で。
↓阿佐海岸鉄道DMVや牟岐線の徳島方面と絡めるなら、奈半利での宿泊もご検討ください。