転轍器

古き良き時代の鉄道情景

D51176

 昭和45年10月の鹿児島本線全線電化で熊本のD51が3輛南延岡へ移動している。D51176はその先陣をきって昭和45年10月に来て日豊本線の罐となった(222は昭和46年5月、482は昭和47年5月)。昭和32年、36年、41年の配置表を見るとこれら3輛は何れも熊本に記載されて、鹿児島本線の客貨に運用されていたのであろう。 南延岡機関区 S47(1972)/1/5

 風の強い朝、D51176〔延〕は長い編成を従えて大分を発車した。煙が前方に流されている。 6593レ 大分 S47(1972)/2/20

 日豊本線豊肥本線の場内信号機手前で徐行するD51176〔延〕牽引の上り1596レ。南延岡から126Kmを走り通し終着駅に入ろうとするところ。 日豊本線大分~高城 S47(1972)/10/8

 1596レは大分16:59着。構内時計は17:05過ぎ、到着後すみやかに引上げて転線し大分運転所へと向かう。 大分 S47(1972)/10/8