番外 誰でも関心を持つシーンです、早岐駅における、「みどり」・「ハウステンボス」分割・併結シーン | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 これまでもご紹介しておりますように、長崎県佐世保市の早岐駅は、佐世保線・大村線の駅でもありまして、かつ画像2のように車両基地(佐世保車両センター)も設けられているなど、長崎地区の鉄道の拠点となっている事はこれまでもご紹介しておりました。

 

 そんなこの早岐駅と言いますと、佐世保線に関しましてはスイッチバックの駅となっておりまして、肥前山口駅から佐世保行きあるいは佐世保駅から肥前山口方面行きの場合は向きを変えまして運行されるようになっております。そのため、この後ご紹介します「みどり」に関しましては向きを変えまして運行されるようになっております。

 

 さて、その783系電車「ハウステンボス」・「みどり」でありますが、この列車は一部の列車を除きましてこの早岐駅におきまして分割・併結がなされておりまして、実際に日常的にこの姿を見る事ができておりまして、どんな年代でありましても興味あって見られている姿も伺う事もできております。

 

 

 さて、今回はその分割・併結シーンの模様を2つの列車におきまして今回の訪問におきまして収めておりましたので、皆様にご紹介してまいります。

 

 

 まずは分割シーンからご紹介してまいりますが、今回の撮影列車は「ハウステンボス3号」と「みどり3号」でありまして、博多駅を8時36分に発っていた列車であります。そして10時10分に早岐駅に到着、到着後直ちに分割作業を行う事にもなります。

 

 この日(撮影日5月2日)の「ハウステンボス3号」はCM24編成、

 

 「みどり3号」は特異なスタイルとなっておりますCM35編成でありました。

 

 尚、この後「ハウステンボス3号」に関しましてはワンマン運転を行う事になりまして、そう言った事から「ワンマン区間 早岐-ハウステンボス」が目にかかるのではないかと思います。ただ、この駅間もわずか1駅間でもありますし、放送自体も自動放送装置によって運行されておりますので、ワンマン運転を行っております日豊線と違いまして、そんなにワンマン化に関します影響は少ないのではないかと思われます。

 

 

 さて、停車時間もそう長くはない中で分割作業を行って行きます。と言いましても、行うのは乗務員室内にありますスイッチを切り替え、そして自動幌をたたむくらいで分割作業は完了となりまして、古い列車のようにジャンパ線を外すと言った事は行わなくていいのが利点でもあります。画像はスイッチを切り替えた直後の姿でありましたが、画像からはわかりにくいですが、既に分割された状態でもあります。

 

 

 こうして、10時15分にCM35編成の「みどり3号」が発ちまして、これで分割された事が伺わせておりました。それにしても、本来の「みどり」編成では緑地の模様ではありますが、ここではそう言った事が伺う事ができないのが特異編成ならではないかとも思う所でもあります。

 

 (分割直後、係員の方が見ています)

 

 

 (CM35編成切妻部)

 

 (全体)~この後佐世保駅へ向かいます

 

 

 一方、CM24編成で運行されておりました「ハウステンボス3号」も1分後の10時16分に隣のハウステンボス駅へ向かいました。本当に、画像からはわかりにくい所ではありますが橙色一色は「ハウステンボス」のカラーとしてもふさわしい姿でもありましょうか。

 

 (ハウステンボス駅へ・・・)

 

 

 この後は、これら編成の折り返しとなります「ハウステンボス12号」・「みどり12号」の撮影へと移ります。既にハウステンボス駅を10時43分に発っていたCM24編成「ハウステンボス12号」が10時48分に早岐駅に到着、この後「みどり12号」の到着を待ちます。

 

 

 一方、CM35編成「みどり12号」も、佐世保駅を10時40分に発ちましたが、この後併結を行う事もありまして、早岐駅のホーム手前で一旦停車します。

 

 そして、徐行で1番ホームに入線、その下の画像にもありますように「ハウステンボス12号」の編成とわずか数メートルの所で一旦停車します。尚、当然の事ながら「ハウステンボス12号」の乗客は併結の姿を見る事ができますが、「みどり12号」の乗客は併結完了までドアが開く事ができませんので併結する姿を見る事はできません。

 

 (一旦停車時)

 

 

 この後、係員の手でゆっくりと近付き、その下の画像にありますように併結は完了しました。

 

 (併結完了)

 

 この後、「みどり12号」のドアが開きまして、特急券がいらない佐世保駅からの乗客が降車、そして早岐駅から乗車される方も「みどり12号」に乗車される方がいらっしゃいました。この間に分割時にCM35編成の方にたたんでありました自動幌が再びCM24編成までかぶりまして、併結作業は完全に終了へと至っておりました。

 

 (幌はCM24編成までかぶります)

 

 

 こうして、「みどり12号」では6分、「ハウステンボス12号」では10分の停車の後に、10時58分に早岐駅を発ちまして、終点博多駅には12時34分に着く事になります。尚、この撮影時は「有田陶器市」もありましたので、上有田駅にも停車しまして運行されてもいました。

 

 

 今回は、早岐駅における「みどり」・「ハウステンボス」の分割・併結シーンをご紹介しましたが、特に併結シーンでは画像にはありませんが複数組の親子連れの方が併結作業を見守っていたと言った事がありました。それほど関心を持たれるような所ではなかったかと思いますし、この分割・併結に関わる方の仕事ぶりが伺えるのではないかとも思います。それほどこの駅の特性や「2階建て」が可能と言う所もこう言った姿が拝見できる要因かなとも思う所でもありましょうか。ご覧の皆様も、ご覧になられる機会ありましたら、是非とも拝見してみてはいかがかとも思います。