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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

【2018年3月】三江線リベンジ 第一夜

2017年9月に訪れた三江線は大遅延&ラッシュアワー並の混雑で

ただ乗っただけになってしまったのでもう一回乗りに行きました。

混雑するのが分かっている424~426Dは避け、前回と逆回りの訪問です。

 

 

早朝5時のJR神戸駅。始発スタートです。

 

普通電車を乗り継いで姫路まで行きます。

 

神戸始発の真の始発電車、西明石行きです。

早朝は快速・新快速がないですが、それでも早く着きます。

 

姫路6:30→岡山6:50  山陽新幹線 みずほ601号 鹿児島中央行き

今回も基本的に青春18きっぷですが、早く着くために課金です。

指定席、快適。

 

新幹線に乗っちゃうとあっという間に岡山駅に到着。

 

お初! 特急やくも号に乗車します!

 

岡山7:05→出雲市10:10 特急やくも1号 出雲市行き

今では貴重となった国鉄型の381系特急型電車 4両編成での運転です。

 

きっぷと朝ごはんとおやつ。テーブルに広げがち。

 

倉敷までの山陽線を爆走。

倉敷からの伯備線も振り子を駆使してカーブを駆け抜けます。

 

岡山から1時間強。伯備線区間のおよそ中間地点、新見に到着。

姫新線備中神代から分岐する芸備線との乗換駅です。

伯備線普通列車は新見で系統が分断され、

新見~生山間が岡山・鳥取県境の最閑散区間となります。

1時間に1本ある特急やくもに対して普通列車は3~4時間に1本となります。

 

381系は車体下のコロを利用した自然振り子式の電車。

他の電車にはない特有の揺れが発生するため、

車内にはエチケット袋が装備されています。

 

 

新郷~上石見間で分水嶺を通過。

瀬戸内海に注ぐ高梁川から、日本海に注ぐ日野川沿いへと景色が変わります。

 

 

順調に走ってきた特急やくもですが、

途中の黒坂駅にて運転停車

アナウンスが入り、上りの『やくも』が車両点検のため遅れているとのこと。

出雲市駅ですぐの連絡の普通列車に乗り継ぐ予定でしたが、暗雲が立ちこめてきました。

 

結局10分以上待って上りやくもと行き違い。

備中高梁以北がほぼ単線の伯備線

こういうダイヤ乱れはよくあるのでしょうが、

岡山での新幹線連絡を担う列車であるため上り列車に遅れは出したくないようで。

 

本日の大山は頭に雲を被ってあまりよく見えず。

米子到着前にこのような放送が。

「ただいまこの列車、約10分の遅れで運転していますが、

 終点出雲市到着は20分程度遅れる見込みでございます。」

 

ダイヤは完全に上り列車優先の模様。

20分も遅れれば列車の接続は絶望的。

予定崩壊。頭ぐるぐる。

 

 

伯耆大山駅より山陰本線に合流。

米子駅には9時30分、15分ほどの遅れで到着。

 

 

安来駅で交換した特急スーパーまつかぜ6号。

この時点で遅れは22分ほどになっていました。

 

晴れてきれいな宍道湖。天気にだけは恵まれているよう。

「大丈夫だよ。」と言ってくれている気がしますが落ち着きません。

時刻表を見ると、普通列車に乗り継げなかった場合、

出雲市から引き続き特急課金することによってリカバリーできることはわかっていました。

 

 

松江でほとんど乗客が降りてしまったので車内の紹介。

 

特急やくも 普通車の座席です。

2007年以降、内装のリニューアルが行われ座席を交換・シートピッチを拡大し、

それ以降『ゆったりやくも』の愛称が付けられています。

 

40年以上活躍している特急列車とは思えないほどリノベーションされています。

3時間半、快適な車内でした。

 

10時32分。22分の遅れで出雲市駅に到着。

列車はすでに回送表示となっていました。

 

乗り継ぎ予定の列車はすでになく。

引き続きの特急課金が決まりました。

18きっぷ旅行では痛い出費です。

 

出雲市駅。

今回は出雲大社等へは寄らずただの通過点。

次の特急の発車まで1時間です。

 

出雲市駅構内のそば屋で早めの昼食をとりました。

美味し。

 

出雲市11:36→江津12:32 特急スーパーおき3号 新山口行き

鳥取から新山口までの超ロングラン特急に一部区間乗車です。

こちらも振り子特急。速い速い。

 

出雲市駅で乗車券の区間変更を申し出ると「受け付けてない」

との返事だったので特急の車内で乗り越し精算したのですが、

そもそも100km以上の乗車券では買い直しと同じ(差額徴収でなく新たに乗車する区間の運賃が必要)だったので、出雲市駅で買っておけばよかったと後悔。

忙しい車掌さんに手間をかけました。

 

江津 12:34発 三江線普通列車 浜原行き

いよいよ三江線リベンジの始まりです。

特急から接続を受けてすぐに出発。

単行ですが、全線走破しない便のためか座席が埋まる程度の乗車率で、

前回と雲泥の差でした。車内も平和。

 

 

 

蛇行する江の川に沿う三江線ですが、こんなまっすぐな区間も。

のんびりのんびり走ります。

 

13時37分。 因原駅で途中下車。

 

乗ってきた列車を見送ります。

 

因原駅ホーム全景。かつては2面2線であったようでホーム跡がはっきり残っています。

 

駅舎もいい感じ。かつての事務室部分を運送会社が使っているようです。

 

駅舎内には三江線全駅の写真が貼られた紹介文が。

 

そうこうしている内に、隣の石見川本で交換してきた426D江津行きが入線。

 

駅舎の中から撮る三江線の列車。

 

ホームに出てお見送り。

前回乗車した424~426Dですが、廃線まで1ヶ月を切ったこの時期、お名残乗車で

さらに乗車率が増して、1両増結して3両での運転となっていました。

浜田のキハ120で運行される三江線ですが、中間に広島のキハ120が挟まった編成に。

木次鉄道部からも応援が来て3色となる日もあったそうです。

 

行ってらっしゃい!

この先に鉄橋があってそこでの撮影も考えましたがおとなしく駅撮り。

 

 

 

さて、上下とも列車を見送ったということは…

 

takapure、歩きます!!

 

 

続きは次回。

お楽しみに。