やっとネタ収集も少しばかりか持ち直し(というかメモリが再逼迫…)、低空飛行が続いていた
自分の気持ちも、ゆっくりではあるが再上昇してきている。
やっぱり行きたい所に行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、会いたい人に会う。
人としての生きる糧がどれか一つでも欠けてしまうと、なかなかうまくいかないものだね。
さて、なんだかんだ溜まっていたものをマメに放出してきたが、まだ大ネタが二つ残っている。
それが早くも記録に追ってから一ヶ月が経ってしまうので、リアルタイムに記録蓄積中のものも
大量にあるのだが、まずはその記録をしっかりと出し切っていくことにしたい。
4月24日、日曜日。
西武鉄道では、引退する2000系2007Fを使用して
ありがとう2007F乗車ツアー!池袋から芦ヶ久保・そして拝島行き!?親子で一日満喫旅
…という、一読するだけで情報量が多いw鉄道ツアーが開催されました。
1月22日以来、かつ最後となる池袋線池袋〜所沢間入線と、営業運転最後となった* 拝島線及び
新宿線西武新宿〜所沢間入線という、メモリアル尽くしとなるツアーとなった。
* この時は25日営業運転の見通しもゼロではなかったので、ね。
…ただ、【親子限定】という最近折々に見られ始めた限定ワードは、未婚かつ子無しの立場には
なかなかに酷な参加条件であるなと感じ入っている次第。
さらには、高いお金を払って乗るからには、やはり色んな場所で撮りたいという層も一定数いて
自分も乗り鉄ファーストを自称しつつも、それなりに撮りたいという欲求も強い。
それは何も親子限定に限ったことではなく、最近のツアー全般にも同じことを考えている。
値段=内容のバランスも、ライブや演劇に参加する時と全く同じだ。
それらの欲求を満たすということは如何にも難しいものだと、最近とみに実感している。
そんなこともあり、今回は2回企画された2007Fツアーは参加せず、外から乗り鉄ベースにして
撮影に回ろうと早くに決めていたが、細かいダイヤがまるで分からない事に最後まで苦戦した。
まず朝の池袋送り込み回送からして、昨年のRAC特別運転の実績から東長崎で待避があるかなと
予想することだけはできたが、それ以外はほぼぶっつけ本番のスタートとなったのだった。
日曜日である故にこちらの地元の行動制約もあり、乗車駅に着いてアプリを見た時には…
9960レ[回送]南入曽→所沢→池袋
アッ、もう動いているなぁ。
既に送り込み回送が南入曽を出庫し、動き始めていた。
これを見て、国分寺経由で所沢に向かおうとしていた予定をすぐに破棄。
新秋津乗り換えのルートで池袋線入り。
うまい具合に乗り換えがハマって、まずは所沢に移動してみると…
回送、着いてた。
7:16の時点で、既に所沢駅4番線に2007Fが到着していた。
…が、思っていたよりエンド交換、スイッチバックはゆっくりだった。
前照灯が切り替わってから、池袋線上り3番ホームへ移動。
ここでは7:17発むさし66号と並ぶ場面も。
まずはうまい具合に撮影を進める。
1月22日のツアーの時には撮れなかった、池袋側での撮影が僅かながら実現。
生憎の曇り空からのスタートにはなったが、撮れ高はまず高い。
だが、あまり油断しているとまたリカバリーが効かなくなってしまう。
事前に伝わってきていた池袋発の時刻を考えたら、そこまで余裕は無いはずだったからだ。
こうして、次の7:20池袋行きですぐに先回りを仕掛けたのだった。
まずは、ちょっと慌てたがまずまずの滑り出し。
…とひと息もつくかつかないかのところで、早くも仕掛け始める。
池袋線は昨年2月までの9000系9104Fの撮影経験もまだ記憶に新しいので、再度秋津で下車。
移動するのも億劫だし、そのまま上りホームに残留。
そうすると、後を追って2007Fがやってきた!
…この時、下りホームは10人ほどの撮り鉄がいただろうか。
しかし、このタイミングで下り電車がちょうど発車!
あぁ〜これは残念、下り被られたな…と思っていたら。
…おや?
なんか2007Fが急減速してる??
まさか、所沢方の踏切でトラブルでもあったのか??
…いや…
動いてる……
通過した。
ちょっとダイヤに余裕があったから、サービス減速??
この時の事実は、今となってはよくわからない。
ただ、一度は諦めかけた下りホームの撮り鉄達が慌てて撮影し、苦笑している姿はよく見えた。
またなんかあったかと思って、焦った〜!
という叫びもw
そりゃあね、ここのところあれやこれやあったから、そう思うのも無理ないよね。
とりあえず、サービス減速として捉えておけばまーるく収まる、ってことかな?
とりあえずこちらも苦笑いしながら見送り。
秋津、7:26通過。
そして後追い開始。
しばらく淀みなく進んで…
7:51、東長崎駅。
案の定、待避中のところを追いつく。
定石でいけば、池袋でのツアー列車の発着は7番線。
条件は、池袋の特急ホームに8:30発定期ちちぶ7号が入線していること。
それがなければ、縦列停車となる池袋駅7番線に入っていくことはできない。
そして、ちちぶ7号が発車する前にツアー列車は発車しなければならないのである。
こうして、またしばらくは後ろから前へ撮影会となったのだった。
滞在時間は約10分にも満たなかったが、まずほとんど入線したことのなかった旧2000系がここで
撮影できる機会は、もしかしたら今回が最後となるだろう。
それだけに、この池袋線で対峙している1分1秒がたまらなく貴重で愛おしいものとなった。
そして、8:00発の各停で再度先行。
ちょっと駆け出しをしくじったかと思ったが、まずまずのスタートで回送を撮影できた。
これをウォーミングアップとして、次なる仕掛けを図るが…
敵(味方)もさるもの?想定を超えた意外な動きが次々と…