近鉄は本日(23日)、2025年の大阪・関西万博の開催地であり、総合型リゾート施設(IR)の開発予定地である夢洲と近鉄沿線各地から直通で結ぶ列車の計画がありますが、夢洲へ乗り入れる大阪メトロ中央線(延伸工事中)と奈良線の集電装置が異なる為、双方の路線を走行可能とする集電装置の開発を進めていました。
その集電装置の試作品が完成したと発表しました。
この集電装置は、双方の路線の車両限界に対応した可動式の装置になっています。
可動式の集電装置の試作品が完成した事を受け、各種試験に取り組むとの事です。
夢洲直通列車の開発は、この集電装置の試作品の完成で一歩進んだ形になります。
近鉄は夢洲直通列車運行計画の他に、軌道幅が異なる吉野線の吉野と京都を結ぶ、直通特急車両(フリーゲージトレイン)の開発を発表していますが、こちらの方はどうなっているのでしょうか?
こちらの計画も気になるところですが・・・