以前投稿した内容ですが、ブログでお世話のなっている方より再掲載のご希望がありましたので

再度アップします

リクエストなど頂いたことがなく、少し調子に乗っていますが(笑)

全7回、1週間ほど続けますが当時は全12回でしたので多少かいつまんでアップします

 

しばしの間ご笑覧ください

 

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今回は1999年ばんえつ物語が運行開始したその年の撮影記録です

classic_1876はこのころはまだ本格的な撮影は行ってなく、主に乗りつぶしが中心でしたが、いちご狩りのついでに真岡鉄道でC12を見た瞬間からSL熱が再燃しました

しかし、その後もどちらかというと撮影はボチボチでしたが、新潟県内の新潟交通、そして蒲原鉄道に乗車してからその魅力にはまり、特に蒲原鉄道の雰囲気が大変気に入り、何度も通うようになりました

しかしながら、その魅力的な県内のローカル私鉄も鉄道事業の廃止のうわさが風の便りで聞かれ始め訪問頻度が増えてゆきました

今と違ってまだインターネットが大々的に普及する前、情報をとるのも一苦労でした

その蒲原鉄道はとても魅力的な私鉄でした

初めて乗車したとき、その衝撃にたいそう驚かせられたのもよい記憶です

その蒲原鉄道、五泉から出発ししばらく町道と並行する区間はよくあった地方のローカル私鉄そのものの速度でしたが、今泉を発車し村松まで県道と並行する区間からは、打って変わって爆走し、車をガンガン追い抜いてゆきます

記憶は定かではないのですが、70km/hは超えていたような・・・

初めて乗車したときはモハ41だったような気がしますが、今泉をロケットスタートするかと思いきや、その軌道状態と合わせて前後左右のものすごい揺れ!そして悲鳴のような甲高い金属音を発する釣りかけモーター!!

今にも脱線するか、もしくは分解するのでは、と若干恐怖を覚え、早く村松に到着しないかと祈っていました(笑)

初乗車のときはそんな冷や汗をかく体験でしたがその後何度も乗車するうちにこのかっ飛ぶ区間を昭和前半の古老たちが全身全力で走り抜ける!そんな光景がえらく気に入るようになりました

そんな蒲原鉄道もいよいよ、という時期になんと磐越西線でSLが復活運行!しかもカマはC57という情報が入りとても興奮したこと、今でも鮮明に覚えてます

そんな1999年、いよいよSLばんえつ物語が復活運行、そして蒲原鉄道の最後の初夏、そんな両者を合わせて撮影した記録になります

間隔をあけ小出しにしますので長編になりますがぜひともご笑覧ください

 

撮影日:1999年6月19日

蒲原鉄道 村松駅にて