こんばんは。
昨日の夜から今日にかけてJR京浜東北線と山手線の浜松町駅で改修工事が行われ、その関係で土曜日の夜遅くに上野東京ラインが運休、さらに土曜の夜から日曜日終日にわたっては京浜東北線が山手線と線路を共用したうえで運転間隔を間引いた上で臨時ダイヤで運転されていました。今日その様子を見てきましたのでそちらを記事にしていきたいと思います。
まずは、運転間隔が間引かれていない京浜東北線の区間についてですが、東十条~蒲田間で一部列車が運休となりました。逆に言うと東十条~大宮、蒲田~横浜~大船間は通常通りの本数で運転されていたので、減らされる分が東十条と蒲田で折り返し運転がなされました。というわけでまず取り上げるのは南行の東十条行きです。
そもそも京浜東北線の「東十条行き」自体が、平日土休日ともに1本のみで、平日は各駅停車、休日は快速で存在します。しかし、ともに大船や蒲田始発で品川や東京を通って運転され、大宮方面からの東十条行きは運転されません。今回運転された東十条行きは主に南浦和~東十条間で運転されており、非常に短い区間を運転するとても貴重な列車でした。
続いては山手線の線路を使用して京浜東北線の電車が走るシーン。これのシーンはよくダイヤ乱れの際や、今回みたいに駅の改修工事などによって線路が使用できないときなどにまれに見られます。あとは、営業列車ではないものの試運転などの際に山手線が京浜東北線の線路を、京浜東北線が山手線の線路を走ることは見られます。
今回はほぼ丸1日ちょっと京浜東北線が田端~田町間で山手線の線路を走りました。たまにありはするものの私は見たことも乗車したことも初めてでした。それにしても、山手線の合間を縫って京浜東北線が走るわけですが、減便されているとは昼間とは思えない勢いで電車が来るのですごいなとただ思うばかりでした。
今回肝心の浜松町駅は訪れていませんが、あの駅は空港アクセスの東京モノレールとの乗換駅であるということから、大きな荷物を持った乗客が多く利用することもありながら、比較的ホームの幅は広くないので今回そのホーム幅が少し広くなるようです。確かホームドアがまだついていない数少ない駅なので今回の工事を終えれば浜松町にもホームドアが設置されるのではないかと思われます。ともあれ、最近またこうして駅の改修工事で一時運休や臨時ダイヤの様子が見られることも多いので、ちょっとその時だけ不便になりますが、オタク的には面白いので楽しみですね。結果的には駅もさらに利用しやすくなるので、最終的には利用者にもメリットがありますしね。