東京スカイツリー10周年 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 今日の我が家の周辺は、ヘリコプターが飛び回っていてうるさかった。おそらくは超大物VIPの来日に関係するものだろう。
 そんな日に東京スカイツリーが10周年を迎えた。もう10年も経ったのだ。上の画像は屋上からの眺めだが、すっかりお馴染みの風景になった。
 観光スポットとして定着した東京スカイツリーだが、本来の役割は電波塔。東京タワーに比べて倍の高さになり、しかも距離が近く強電界になったことで、ビルの谷間にある我が家のTV電波受信状況は劇的に改善された。
 そびえ立つ東京スカイツリーは、街の風景も一変させた。ドラマや映画でもスカイツリーが出てくると近作かどうか分かるし、その見え方などからおおよその方角等も推測がつく。

 この写真は2010年暮れの撮影。総武線の隅田川橋梁を走る電車と川を行く水上バス、そして東京スカイツリー(この時点では建設中)の取り合わせという好撮影スポットが誕生した。
 それにしても高尾山とほぼ同じ高さの自立塔が下町に立っているのだから、改めて凄いことだと思う。開業の前年には東日本大震災もあったが、無事にクリア。技術力の高さが証明された。
 634メートルという高さは、新幹線16両編成の全長の1.5倍に相当する。その高さを実感させられるのが模型化した時で、Nゲージ・スケールでおよそ4メートル、16番スケールだと8メートルもの高さとなる。

 目立つ存在の高い塔はアイキャッチャーとしての効果抜群のため、2012年の運転会に早速登場している。お手軽なペーパークラフトを組み立てたものだ。
 高さは1メートルほどだから、スケールは600分の1。以前も書いたが、人間の目というのは結構いい加減なもので、80分の1の電車と150分の1の寺院などと並んでもさほど不自然に感じないから面白い。スケール通りの高さなら、この8倍だから天井を突き抜けてしまう。
 10周年となった今年は、残念ながら運転会が開催出来なかったので、ミニチュアも出番がない。