現在発売中の鉄道模型趣味(TMS)6月号に、エコーモデル店主の阿部氏による 私とTMS が掲載されてる。




ワテ的には、城新鉄道の一連の記事のほか、尾小屋鉄道のレポも印象に残ってる。

あのレポがなかったら、軽便鉄道を知ることも尾小屋鉄道に何回も行くことはなかったやろ。



1945(昭和20)年生まれで今年77歳のわりには、写真を見る限り若く見えま。

サラリーマンは退職すると、すぐヨボヨボになるヒトが多いけど、経営者は70歳を超えても元気なヒトが多い。


エコーモデルは、もうすぐ50周年を迎えるらしいが、2008(平成20)年頃に廃業しようと考えてたのは衝撃的やった。

開業時の裏話、仕事振りや人生観やらも窺えて読み応えがあった。


記事から推察される阿部氏の性格からすると、大成功はせんけど、潰れはしない経営者のタイプやね。

中小企業は続けてナンボ。一世代30年以上に渡って事業を続けるのは容易ではない。

阿部氏の場合は、ご自身の性格に加え、親も経営者やったんも幸いしてる。

親がサラリーマンと経営者では、子供に与える起業マインドや経営センスはかなり異なる。



この趣味に縁もないご子息が跡継ぎになった経緯はともあれ、先行き必ずしも明るくないといわれてる業界にもかかわらず親の仕事を継ぐのは、この仕事を魅力あるものにした阿部氏最大の功績やないか?

 

阿部氏は、最後の よい仕事 をしたと思う。


偶然のタイミングやろけど、ザワツク昨今。

少しはココロが軽くなったわ。




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