北総鉄道創立50周年記念として、西白井駅の脇に保存されている「ゲンコツ」こと7000形が姿を見せている。
　メインイベントは19時頃～21時頃のライトアップだが、イベント期間中の今月いっぱいは日中でもカバーで覆われることなく、唯一無二の独特なフロントフェイスを持つ「ゲンコツ」を見ることができる。

　幼いなりに、初めてこの車両を松戸駅で目にしたときは衝撃だったことを覚えている。
　これがまさか、後に京急にまで乗り入れる車両になるとは当時誰が予想しただろうか…。


　訪れたのは曇り空の夕方だったが、鉄道ファンに限らず、とてもそうには見えない女性客もスマホのレンズを「ゲンコツ」に向けていた。
　目立つ顔立ちですからね…。

　イベント期間中は方向幕も変えているらしい。
　また、今はライトアップに合わせて車内も点灯してくれるそうなので、期間中にぜひ一度、今度はライトアップの時間帯に足を運びたいと思う。


　訪問したときには、ちょうど新柴又方面へ向かう列車が来た。
　北総開発鉄道開業の頃を知る7000形と、直通運転をするまでに成長した今を支える7300形、暫し顔を合わせて語らいのひとときだろうか…。