カメラのはなし(パート8) | ニッコールのおきらくブログ

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鉄道に航空機、そして偶にジャンク紹介...
投稿ペースはまちまちですので気長にお待ちください。

 

 

どうも、快速特急NIKKOR2号です。

 

今回は昨日の続き、ハードオフにて5280円で買った「PENTAX K-x」で、鉄道写真の作例を紹介して行こうと思います。

 

 

  PENTAX K-x

pentax k-x に対する画像結果

(画像:リコーイメージング)

先ずはちゃちゃっとカメラのおさらいから。

 

PENTAX K-xは、2009年10月にHOYA(2011年にイメージング・システム事業をリコーに譲渡)が発売した有効1240万画素CMOSセンサ搭載のデジタル一眼レフカメラ。

 

ハイスペックをカジュアルに楽しもう”をコンセプトに、小柄なボディーに当時としては高スペックなカメラシステムを積み込んだ、当時のミドル機とも張り合うことが出来るほどの高スペックなエントリー向け一眼レフになっている。

 

エントリー向けの製品である為、ボディのみの販売は行わず、レンズキットでの販売となった。

 

 

 

当時の実売価格が6万円台後半と、スペックのわりに結構頑張っているこのK-xを使って、撮影を行ってきましたので作例を紹介したいと思います!

 

 

 

  作例

PENTAX K-x+Tokina EMZ130AFII 100-300mm F5.6-6.7

f/7.1  1/400  ISO1000 曇り WB:オート  露出補正:±0段

焦点距離:220㎜(35㎜換算:330㎜)

まずはこちらの作例、1500形6両編成を神武寺駅で撮影しました。

どうでしょう…意外と普通に撮れている気がします…

ちょっとISO感度が低くて明るさが足りない気もしますが、まぁ良いでしょう…

 

 

 

ここでレンズについて少しだけ補足…

今回の撮影、レンズはTokina EMZ130AFII 100-300mm F5.6-6.7を使用しています。基本的にはこれ以降の作例は全てこのレンズにて行っていきます。

 

肝心のレンズのスペックですが、フィルム末期の1990年代発売で、当時の実売価格は3万5000円とエントリー向けのキットレンズと同等かそれ以下値段ですので、性能は安かろう悪かろうと言うのが正直な感想です。

 

ディティールは甘く解像感が足りないのは当たり前ですが、何により300㎜の望遠レンズとしては暗めのF5.6-6.8の絞りが足かせとなって、曇りの日などにはISO感度を稼がないと先ほどの作例の様に暗い写真となってしまいます。

 

しかし、気にしなければそうでもないと言えばそれまでなので、もう考えるのはやめましたw

 

 

 

PENTAX K-x+Tokina EMZ130AFII 100-300mm F5.6-6.7

f/7.1  1/500  ISO1000 雨 WB:曇天  露出補正:±0段

焦点距離:100㎜(35㎜換算:150㎜)

お次は場所を変えて屛風浦駅

雨の中を走る新1000形の600番台トップナンバーです。

 

このK-x、ISO感度を割と4桁まで上げてもノイズが抑えれれているような感じがします。個人的にはISO2000位までであれば常用できる範囲かなと感じました。

まぁ伊達に拡張最大でISO12800までないですからね、折角ならビシバシ使っていきたいなと思います。

 

 

 

PENTAX K-x+Tokina EMZ130AFII 100-300mm F5.6-6.7

f/8  1/400  ISO400 曇り WB:曇天  露出補正:±0段

焦点距離:153㎜(35㎜換算:229㎜)

八丁畷で撮影した2149F。

こういう撮影条件が良い場合などは、自分が普段使っているNikonD7100とさほど大差は見られないですね。

画素数による明らかな解像度の差を抜きにすれば、十分きれいに映っているのではないでしょうか…

 

 

 

PENTAX K-x+Tokina EMZ130AFII 100-300mm F5.6-6.7

f/7.1  1/400  ISO500 曇り WB:曇天  露出補正:±0段

焦点距離:100㎜(35㎜換算:150㎜)

京急川崎に入る検査明け間もない1565F。

このカメラ、大雑把に動かしても案外AFがしっかりとかみついてくれる印象があります。

 

ボディー内モーターでレンズを動かすので、結構AFが合焦するまで多少のもたつきはありますが、掴みさえしてしまえば手振れ補正も効いてくれてピントが外れるなんてことはほぼ起こらないはずです…

 

唯AF面は非常に優秀ですが、連写の面で少々難があります。

と言うのも、ボディー内モータで駆動する一眼レフ全般に言えることですが、AFを維持するためには適切な焦点距離を維持し続ける必要があるので、場合によっては撮影中に再度フォーカスし直すことがあります。

 

そのせいで、AFが動きまくりその間はシャッターが切れなくなります。

そうなると適切な連写性能が得られずに撮影失敗…みたいなオチが撮影中何度か見舞われました。

 

ですので連写で数を稼ぐと言うよりかは、タイミングを合わせて単写で撮影すると言うような使い方をしてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

  総評・あとがき

今回は「PENTAX K-x」を使用して鉄道写真の作例を何枚か取って来たので、それを紹介していくと言う回でしたが、いかがでいたでしょうか。

さて、総評ですが

端的に言うと「割と健闘してくれる一眼レフ」ですね。

今回の良かった点は↓

 

・2000辺りまで常用できるISO感度

・割としっかり食いついてくれるAF

 

2009年発売のエントリー向けとしては非常にかんばってくれているのではないのでしょうか。

特にISO感度に関しては、当時各社のエントリー向けの一眼レフは精々常用3200程度が相場な時代でしたので、常用で6400、拡張で12800まで使えるという点は、他社に対していいアドバンテージではないかと思います。

 

唯、悪い面ももちろんあって↓

 

・望遠レンズを付けると重く感じる

・AFがボディー側での制御の為、AFの追従の度に連写がもたついたり

・アルカリ電池での持ちが頗る悪い

 

上記の三点が個人的には残念だったなと思います。

ただ、電池の持ちに対してはニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの2次電池を使ってあげると電池持ち問題が解決するので、その点についてはどうにかなりそうです。

 

 

 

(ここからあとがき↓)

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さて、長い事紹介してきましたが、いかがでいたでしょうか?

初めてのPENTAXのデジイチ、正直自分もまだ手探り状態の中で使用しているので、間違っていることがあるかもしれません…どうかその点はご容赦頂きたいです。

 

 

次回は修学旅行明けの27日以降に更新しようと思っています。

お楽しみに…

 

 

ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました!

また次回の更新をお楽しみに…

 

 

 

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