(その2からの続き)
-開成山公園(9:45発)-郡山(10:22着・10:45発)-
五百淵公園を経由して、郡山市街地の桜の名所・開成山公園に着きました。
桜並木エリアに行ってみました。
東京駅の観光ポスターで福島県の桜として紹介されていた開成山公園。
ここに植えられているソメイヨシノは、現存するものでは日本最古のものなんだとか。
それゆえ混雑が心配でしたが、比較的落ち着いていました。
咲き具合は3~5分程度。
郡山は福島よりも標高が高いためか、開花のタイミングが少し遅いっぽい。
でも、この暖かさなら、翌日は満開だったかも。
桜見に行くだけなら翌日だっただろうけど、
こっちのメインは全駅間歩きですから。
野球場と弓道場の間を抜けて、公園の東へ。
こちらはエドヒガン。
やっぱり枝ぶりが違いますね。
開成山公園を後に、郡山駅へ向いました。
この通りは「さくら通り」。
突き当たりが郡山駅です。
…といっても、まだ延々先ですが。
こちらは安積黎明高校の桜。
オフィスビルをちらほら見かけるようになりました。
中心市街地が近くなってきたかな。
緩やかに右カーブを切れば、中心市街地は目の前。
「それなのに」なのか、「それゆえ」なのか、
このあたりにはレトロな商業ビルが残っていました。
建て替えられそうな雰囲気もありましたが。
中心市街地に入りました。
wikiさんによると、
郡山都市(通勤)圏は福島やいわきの都市圏よりも圏内人口が多いとのこと。
県名は福島県で、人口最大都市はいわきだったりするから、ややこしい。
アーケード商店街に寄り道。
こちらは飲み屋が目立っていて、この時間はひっそりとした感じ。
郡山(こおりやま)駅に着きました。
本当は前回のゴールにするつもりでしたが、
開成山公園に寄り道できたのでこれでもよかったかな。
在来線ホームは3面6線。
東北本線の列車は主に2(現在地)、4(右隣)、5番(右向かい)ホームから発着します。
郡山駅といえば、怪獣を彷彿とさせるトラスビームと
その奥にある荷物用エレベータと運搬用通路。
なんだかレトロさを感じられる風景です。
開成山公園まで大回りしたので、
最初の駅間で2時間以上かかってしまいました。
少し休んだら、次へ進みますよ。
郡山駅前にはこんなものが設置されていました。
放射能の線量計…10年前の「遺産」ですね。
さて、次の駅へ向います。
先ほど歩いたアーケード商店街をさらに北へ進むと、この道に出ます。
通りに沿って「郡山テアトル」があります。
意外なことに、郡山市の映画館はここだけなんだとか。
道を挟んで建物が2つあって、それぞれスクリーンが3つずつあるそうで。
シネコンばかり行ってると、自由席の映画館はちょっと新鮮。
(その4へ続く)