新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

富山の休日〜7

2022-05-20 20:23:56 | 旅行
9時半過ぎにチェックアウトをして、大きな荷物を富山駅構内のコインロッカーへ預けて身軽になります。

電鉄富山駅へ移動して1015発宇奈月温泉行き普通電車に乗ることに。電鉄富山駅では列車別改札なので案内があるまで改札口で待ちます。待っているあいだに頭端式ホームに停車する元東急8590系の17480形電車を。外観的にはほぼ東急時代のままですが、2両編成なのが違いますね。改札の案内があったのでpasscaで乗車。ecomycaまたはpasscaで地鉄電車に乗車すると運賃が10%引きになります。

1015発の宇奈月温泉行きは元京阪3000系の10030形電車。当地ではかぼちゃ電車として親しまれています。京阪は1435mmの標準軌ですが富山地鉄に入線する際に元営団3000系の台車に履き替えましたが、のちに元JR485系の台車に履き替えており、走行時には国鉄特急電車のモーター音が唸ります。

元京阪と元東急の電車が並ぶ光景は当地ならではです。

常願寺川にかかる橋梁からは立山連峰が望め、富山地鉄随一の撮影スポットになっています。

越中舟橋駅で下車。千葉にも同じような名前の由来の船橋がありますが、「ふなばし」ではなく「ふなはし」とこちらは濁らないです。日本一小さな舟橋村でもマンホールカードを配布しているのでやってきました。

こちらは舟橋村役場。田園地帯にある役場からは立山連峰が望め、のんびりとした時間が流れているようです。歩きながらこんなところでのんびり住みたいなあ、などと思ってしまうのは歳をとったせいでしょうか。

村の施設である舟橋会館でマンホールカードをもらってから越中舟橋駅へ戻り、1051発電鉄富山行きに乗って戻ります。16010形アルプスエキスプレスの3両編成でした。元西武鉄道の5000形レッドアローの車体だけを購入して、JR485系の台車や京急1000形の制御器などを組み合わせた電車です。特急うなづきや特急アルペンなどで使うように水戸岡鋭治氏の手によりリニューアルされました。2022年の改正で特急電車が運転休止になってしまったので、普通電車に使われています。

特急運用では指定席で指定席料金が必要な2号車も普通電車なので自由席として乗車できます。電鉄富山までわずかな時間ですが、アルプスエキスプレスの旅を楽しみました。電鉄富山駅に1107に到着。途中駅では先ごろ運転を開始した元西武の特急車ニューレッドアローとも交換しました。新旧西武の特急車が富山の地で再び巡り会うとはなんの因果でしょうか。

電鉄富山駅・エスタ前電停から市内電車に乗ってインテック本社前電停で下車します。別に歩けない距離ではないですが、なんとなく市内電車に乗りました。富岩運河環水公園のとやま自遊館に行ってマンホールカード収集は終了。今度は歩いて富山駅へ戻ります。
富山駅へ戻って荷物を回収し、マルート富山でお昼ご飯のお寿司を買って、新幹線の時間まで駅前でしばらく市内電車を。

まだ吊りかけ駆動の7000形電車も走っており、独特のモーター音を響かせて走っています。

しばらく眺めていましたが、次々に電車がやってきては過ぎてゆき、路面電車が市内交通機関として機能している姿を垣間見ることができました。やっぱり路面電車が走っている街というのはいいものです。時間はあっと言う間に過ぎてしまうもので、新幹線の時間になったので後ろ髪を引かれつつ新幹線乗り場へ向かいます。

帰りの新幹線は富山1320発のはくたか564号。グリーン車に変更しているので、11号車付近で待っているとちょうど金沢行きのはくたか号がやってきたので撮り鉄。

富山駅に停車するW7系新幹線。金沢行きのはくたか号が発車してゆくとすぐに東京行きのはくたか号も到着。以外にも乗客が多く、グリーン車といえどもほぼ満席でした。乗車してから先ほど買ってきたお寿司でお昼ご飯。美味しくいただき、グリーン車の座席で東京までのんびりと過ごします。

ところが先に記事をアップした通り、この日のはくたか564号は車両トラブルで軽井沢で運転打ち切り。後続の臨時あさま号に乗って帰ってきた顛末はこちらの記事をご参照ください。
最後は大変なことになりましたが、富山での休日でした。


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