クハ79920のボディをクモハ73に加工していますが、御殿場線での4両編成を組む相手として、ボナファイデプロダクト製の国鉄サハ78(呉線仕様)を組み立てることにしました。実車は、呉線入線時にトイレ設置、呉線運用中にアコモ改造されて側窓がアルミサッシ二段化、戸袋窓がHゴム化され、1976年に中央東線から71系の呉線転入に際して御殿場線へ転出しています。

 

ボナファイデ製の国鉄サハ78(呉線仕様)のコンバージョンキット(品番K-2017)です。2006年に入手して以来、長らく温存していたものです。

 

ボディのエッチングパーツ一式、下回り固定爪、説明書の他、窓ガラス用の透明塩ビ板(写真は省略)が付属しています。

 

ボディ用のエッチングパーツは、側板・妻板・窓サッシ・雨樋です。TOMIX製の旧国72・73形のパーツを使用するコンバージョンキットです。

 

コンバージョン用のパーツは、2022年3月に発売されたTOMIX製の旧国72・73形セット他のバラシパーツが、ネットオークションに多数出品されていたので、必要部材を調達することが出来ました。サハ78用の屋根板と床板一式、台車DT13です。台車は新集電方式の物を入手し、手持ちの旧製品車両と交換して捻出した旧集電方式の集電板/集電バネが付いていない物を使用します。他に、旧国用のBMTNカプラーと床下のトイレタンクが必要ですが、共に手持ち品があります。

 

キットに付属していない側面用行先サボ受けは、銀河モデル製(品番N-080)をキット入手当時に購入していました。また、車番インレタも付属しておらず、別途手配が必要です。

 

この製品(品番K-2017)は、メーカーの製品リストに見当たりませんが、現在は屋根板・床板・床下機器込みになった製品(品番K-2322)として販売されている模様です。

 ボナファイデホーム (gmobb.jp)

 

一通り材料が揃いましたので、クモハ73の加工と並行してサハ78も組立作業をすることにします。(続く)