今回は80系シリーズのひとつ、クハ86形の3枚窓を作りました。

 

使用部品

№205の80系1次形6両セットに1両入っているキットになります。

ボディは一体成型ボディとなっていて、ボディとダミーカプラーの胴受けと前面ガラス、乗務員扉ガラス以外は2枚窓のクハ86と同じ部品になります。

台車は№5006のDT13台車を使用します。

 

ボディ

テールライトは銀河モデル製N‐063のテールライトを取り付けました。ついでに手すりを手持ちのエッチングパーツの余りで立体化しました。

 

正面

左が奇数車で右が偶数車です。偶数車は正面向かって右下のジャンパ栓受を撤去しました。

 

クハ86(奇数車)

東京向き先頭車のクハ86です。3枚窓のクハ86は001~020までの20両がこのスタイルになります。

塗装はサフ→GM №13 緑2号→GM №3 おうかん色、屋根はサフ→GM №35 ダークグレーで塗装。Hゴムはタミヤカラーのニュートラルグレイで色差し。

 

正面

カプラーはTOMIXのJC6329を取り付けて他車と連結できるようにしています。

時期によって塗り分けが変わり、写真のようにおでこが一直線になっていたり、京都鉄博に保存されている車両のように金太郎塗りになったりしています。

変わり種としては脱線した貨物列車と衝突、大破したクハ86015は復旧の際153系のようなパノラミックウインドウを取り付けられました。

 

側面

窓上は緑帯が運転台に向けて上がっていくものもあれば、段付きで上がるものなど塗り分けバリエーションがあります。

 

妻面

妻面は他のクハ86と同じ。連結面のカプラーはKATOカプラーに交換しています。

 

屋根

屋根のベンチレーター類は2枚窓のクハ86と同じくガイドピンがあるので取り付けしやすいです。回転して変な方向を向きやすいので注意。

 

クハ86(偶数車)

大阪向きの偶数車です。こちらはジャンパ栓を撤去。

 

正面

塗り分けは結構難しいですね…ガタついてしまいました…

 

2両製作

当初は3枚窓を作る予定はありませんでしたが増備していくうちに2両あまり、このまましまっておくのも勿体ないと思って製作しました。

パノラミックウインドウになったクハ86015もちょっと作ってみたいなと思ってしまいました(笑)