【新潟・山形ローカル紀行③】渓谷沿いの米坂線閑散区間を行く。新潟・山形の県境越え(米坂線編) | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)


(春の荒川沿いを行くJR米坂線の車窓)

 



★過去記事↓↓

【新潟・山形ローカル紀行①】東京から新潟へ。快速「べにばな」の旅(白新線編) 


【新潟・山形ローカル紀行②】電化区間の羽越本線を快走するキハ110快速べにばな号(羽越本線編) 






快速べにばな号、米坂線へ。


新潟駅午前8時40分発、快速「べにばな」号、米沢行きに乗車中


坂町駅の側線では、現在米坂線の主役となったGV-E400系電気式気動車が入替え中。

キハ110系気動車は、米坂線では少数派になり、快速べにばな号と一部の普通列車のみに残る。また、キハE120形はJR只見線(会津若松〜会津川口間)への転属に伴い、米坂線から撤退した。



後方展望

坂町(さかまち)駅、午前9時35分発車

ポイントを渡る。




JR羽越本線と分かれ、米坂線へ。

右に大きくカーブ(後方展望)

JR米坂線(よねさかせん)は、米沢駅(山形県米沢市)と坂町駅(新潟県村上市)を結ぶ全長90.7kmの全線単線非電化路線。
坂町側(新潟県側)は、列車本数が特に少なく、普通列車5往復と快速「べにばな」1往復が走るのみ。


快速「べにばな」は、かつては仙台〜山形〜新潟を結ぶ都市間連絡輸送の急行「あさひ」が前身。その後、急行「べにばな」に改称。
現在は、快速列車として残るものの、都市間輸送は過去のものとなり、米坂線内は全駅に停車する実質的ローカル輸送列車に。


日本海に注ぐ荒川に沿って走る。






2両編成の車内は閑散としている。





9時43分、越後大島(えちごおおしま)駅に停車














9時48分、越後下関(えちごしもせき)駅に停車






荒川峡温泉郷の最寄駅


2面2線の相対式ホーム




大石川




車窓左側には荒川峡




9時55分、越後片貝(えちごかたかい)駅に停車


花が咲き始めた北国の春






荒川沿いの桜





トラス橋を渡る。









10時02分、越後金丸(えちごかなまる)駅に停車



かつては2面2線だったが、現在は1面1線のホーム






列車は中部地方の新潟県から、東北地方の山形県へ。


県境を越え、山形県に入る。



赤芝峡


快速べにばな号は山間部を行く。


キハ111+キハ112の車内



山間部にはまだ雪が残る。

厳冬期は豪雪地帯を走る米坂線。4月になっても残雪の中を走る。






桜が咲く。



山形県内最初の駅、

小国(おぐに)駅には10時13分〜10時14分停車


小国は、日本百名山の飯豊山(2105m)への玄関口

米沢〜小国間には区間列車が1往復ある。

ホームは2面3線。かつては貨物の取扱いも行っていた。








10時19分、羽前松岡(うぜんまつおか)駅に停車


雨が強まったり弱まったり。









 

運転台(後部)



10時25分、伊佐領(いさりょう)駅に停車







雪が残る山間部












日本百名山の朝日岳(1870m)に源を発する荒川





 


10時34分、羽前沼沢(うぜんぬまざわ)駅に停車








羽前沼沢駅を過ぎると宇津峠越え。25パーミルの勾配を登る。


峠を越えると25パーミルの勾配を下っていく。





10時46分、手ノ子(てのこ)駅に停車







列車は山間部を抜け、米沢盆地に入る。




10時51分、羽前椿(うぜんつばき)駅に停車


ホームに椿の花が咲く。ホームの外れには有蓋貨車の廃車体とコンテナ。

米沢駅と羽前椿間を走る区間列車が数本ある。






10時55分、萩生(はぎゅう)駅に停車


北国の桜






次は、米坂線の拠点駅である今泉。

※2022年(令和4年)4月




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(続く)