5月11日、JR西日本の乗り鉄も大詰めを迎え、またまた広島にやって来ました。

 

ただ、今回も廃線の危機に晒されている路線への乗り鉄で、ダイヤ的に少し時間が空いてしまったので、ひとつ個人的に興味がある路線へ寄ってみました。

 

広島駅から山陽本線で東へ向かいます。

 

その路線の接続駅に、到着。

 

その駅は、瀬野駅。

 

瀬野駅構内から、連絡通路でアクセス。

スカイレールみどり口駅へ。

この路線は、『スカイレールサービス株式会社』が運営する『広島短距離交通瀬野線』と言って、通称『スカイレールみどり坂線』と言います。

パッと見では懸垂式のモノレールの様に見えますが、その正体は基本的には懸垂式モノレールですが、通常モノレールではコレ程の急勾配は登れないので、車両はロープウェイのゴンドラの様な車両で、発進時はリニアモーターで出発し、すぐにロープを掴んで引っ張り上げて行く方法を取っています。

要するに、モノレールとロープウェイの良いとこ取りの乗り物とでも言いますか。

しかも、鉄路の建設費を低く抑えるために、この方法が選ばれたとか…。

 

この改札口、ちょっと変わっていて、きっぷの挿入口はありません。

しかも、SuicaやPASMOなどの交通系IC乗車券も非対応。

じゃあ、どうすれば良い?

 

普通にきっぷを購入し、改札口の読み取り窓にQRコードを翳せば良いんだけど、読み取ってから改札扉が開くまで少し時間がかかる様で、慌てて通ろうとすると、扉にぶつかってしまいます。

そして、入場してしまえば、きっぷはもう不要。^^;

 

ゴンドラ…いや電車が見えて来ました。

 

基本的に、8人掛けの椅子と、十人程度の立ちスペースに、吊り革やガードバーが付いています。

 

さて、いよいよ出発。

多客期は、2連3連で動くのでしょうか?

 

一応、一般の鉄道風に言うと、全線電化の複線路線です。^^;

 

いきなり、急勾配を駆け上がって行きます。

 

途中駅が、1ヶ所あります。

 

みどり中街駅です。

 

終点は、みどり中央駅。

 

駅を降りると、そこは住宅街。 

 

 そう、このスカイレールみどり坂線は、ニュータウン『スカイレールタウンみどり坂』のために作られた路線なんです。

 

 レール下の長方形のプレートが、リニアモーターのための電磁石です。

 

 さて、今度は下りです。

 

 

 

 下りの方が、迫力があります。

 

 遊園地のアトラクションの様相。^^;

 

 

 

 みどり中街駅で、対向車とすれ違い。

 

 

 

 みどり口駅・瀬野駅が見えて来ました。

 

 みどり口駅に、到着。

新交通システムと言う割に、乗り心地は最悪でした。

個人的な意見ですが、自家用車がない方は仕方なく利用しますが、あれば極力乗りたくない乗り物。

桃花台のピーチライナーと同じ運命を辿りそうな気がします。^^;


 瀬野駅に戻り、広島駅へ。