東北本線全駅間歩き7(安積永盛-福島) その1・空き地に駅はできるのか? | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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前回川越線を歩いた後、東京の桜はあっという間に満開。

次の歩きに行こうと思ったら、もう散り始めという有様。

こうなったら桜前線を追いかけて北へ行ってみたいと思います。

 

というわけで、今回歩くのは東北本線。

昨年の秋、郡山の一つ手前・安積永盛(あさかながもり)駅まで駒を進めました。

今回は安積永盛駅からさらに北へ進み、1泊2日で福島駅まで進みたいと思います。

 

今回のルートはもともと冬場に歩くことを想定していたため、

この時期に寄り道しないで歩くと結構余裕があります。

せっかくなら、桜スポットに寄り道して久しぶりの桜ウォークを楽しみましょう。

 

ほら、もう福島は満開っていうじゃないですか。

天気は2日間とも良さそうだし、季節外れの暑さ以外はばっちりじゃないですか。

3月に発生した地震の影響で新幹線が一部で止まっていますが、

福島までは動いているので、移動には問題なさそうです。

 

 

…え?

郡山はまだ桜咲いてないって??

 

 

[そのほかの東北本線シリーズはこちらから]

1回目:田端-大宮

2回目:大宮-栗橋

3回目:栗橋-小金井

4回目:小金井-宇都宮

5回目:宇都宮-黒磯

6回目:黒磯-安積永盛

 

 

東京駅の東北新幹線発車案内。

「福島」という文字が目に飛び込んできました。

 

通常ダイヤだと、ありそうで無いのが福島行き。

仙台からの最終便も郡山行きですからね。

 

 

 

今回はやまびこ301号に乗車。

発車時刻は通常ダイヤのやまびこ51号と一緒でしたが、

終点の福島まで各駅停車でした。

 

通常ダイヤでは存在しない行先ですが、

行先表示だけでなく自動放送もちゃんと流れていました。

珍しい列車ということで、鉄の皆さま方が駅に着く度に車内外をせわしく行き来していました。

 

 

 

福島まで乗ってしまうとゴールに先回りしてしまうので、郡山駅で下車。

在来線に乗り換えて、スタートの安積永盛駅へ向かいました。

 

 

1日目・4月9日(土)  歩行区間:安積永盛-二本松  天気:晴れ

安積永盛(8:05発)-

 

 

郡山駅からひと駅戻って、スタートの安積永盛駅に着きました。

 

 

 

ホームは2面3線。

東北本線の列車は主にこちら側のホームを使用しています。

 

 

 

駅舎はオーソドックスな平屋建て。

こう見えて、実は矢吹駅や須賀川駅よりも利用者が多いんですよ。

高校や大学が周辺に多いからでしょうか。

 

 

 

というわけで、さっそくスタート。

まずは駅前の跨線橋を渡って、線路の西側に出ました。

 

 

 

郡山市街へ続く県道17号に出て、北へ。

沿道はロードサイド街でした。

 

 

 

しばらく進むと笹原川を渡りました。

 

この川沿いは桜の名所らしいのですが…

桜はようやく咲き始めという感じ。

 

 

 

県道をいったん離れて、ひとつ線路寄りの通りへ。

通りはきれいに整えられていました。

 

 

 

少し北へ進むと、大きな建物が見えてきました。

 

こちらはビッグパレットふくしま。

郡山貨物ターミナル駅の操車場を再開発してつくられた多目的ホールです。

 

 

 

この操車場跡地にはビッグパレットふくしまの他にも、

福島県の合同庁舎を建てる計画も進められているそうです。

さらに、このあたりに東北本線の新駅を設置する動きもあるんだとか。

 

それにしても、広大な空き地だなぁ。

実現すれば、さいたま新都心みたいになるんだろうか。

 

 

 

そんな「新都心ゾーン」をさらに北へ進みました。

周囲は郊外らしいロードサイド街が続いていました。

 

 

 

郡山警察署の角を左折して、国道49号線に入りました。

ここからはちょっと寄り道です。

 

 

 

郡山市街地の外縁をなぞるように西へ進みます。

さて、どこへ行くかというと…。

 

 

その2へ続く

 

 

安積永盛駅から五百淵公園先までのGPSログ(1/32,000)です。

 

県道17号をそのまま北へ進めば、

最短距離で郡山の中心市街にたどり着きます。