1922年(大正11年)5月16日に王寺〜信貴山下間で信貴生駒電気鉄道が開業してから100周年を迎えるということで、2022年5月16日に「生駒線・旧東信貴鋼索線開業100周年記念イベント」を実施され、大阪上本町駅までの臨時急行が走りました。



近鉄の王寺駅では9時50分より記念式典が開催され、王寺町長、三郷町長を始めとした来賓の方々の祝辞がありました。



その後テープカット、記念ヘッドマークレプリカの贈呈式を経て、10時40分に臨時急行 大阪上本町行きが走りました。


当記事冒頭とこちらの写真は王寺と信貴山下に跨がる大和川を渡る臨時列車です。
ヘッドマークは王寺町のマスコットキャラクターの雪丸があしらわれた西和清陵高校デザインのものが掲出され、臨時急行 王寺↔大阪上本町のラミネートが貼られていました。

せっかくなので信貴生駒電気鉄道が開業した当時の区間で撮影しました。
このポイントではテレビ大阪の撮影クルーもおられましたが、撮影ポイントって知ってるもんなのですね。

撮影後、川辺の草を刈っていた業者のおっちゃんに「あれ珍しいの?」と声をかけられました。
普通の人からしたら生駒線を走る4両電車としか見えないですね笑
生駒線100周年の記念電車ですよと伝えると、そんな長いこと走ってるねんなぁといった驚きの言葉が返ってきました。
確かに普段乗る路線が100年も前からあったとは常日頃は思わないですから、いざ改めて100年と聞くとビックリしますよね。

王寺を出発した臨時列車は、生駒線内は定期列車1084レとして走り、生駒から奈良線内は7138レとなりました。



王寺〜信貴山下間での撮影後はJRで鶴橋まで先回りして無事捕獲。
鶴橋東の渡り線を走るVL23には違和感アリですね。

その後鶴橋〜大阪上本町間だけですが臨時列車に乗車。
上本町では平日にも関わらずたくさんの人手でした。








今回一番印象に残ったのは急行 王寺を示した電光掲示板です。
まさか大阪で王寺行きの急行種別を拝めるとは…
改札付近の女子高生集団も王寺って珍しいの?と会話していました。

その後、臨時急行 王寺行きを鶴橋で見送り、追っかけは終了です。
記念ヘッドマークはしばらく掲出されるということで、また頃合いをみて100周年を祝いたいと思います。