皆様こんばんは、備前国鉄道です。


今日も引き続き4月16日の「北急・モノレール 京都おでかけきっぷ」を利用した乗り鉄旅を振り返っていきます。



門真市駅から大阪モノレールに乗り、万博記念公園駅までやって来ました。

その駅名の通り、1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した万博記念公園の中にある駅です。


当駅には本線(正式名称は「大阪モノレール線」)のほかに支線である彩都線が乗り入れており、フリー乗車エリアに彩都線も含まれているのでここで乗り換えます。

ちなみに彩都線の正式な路線名は「国際文化公園都市モノレール線」だそうですが、旅客案内では一切使われていません。

路線に愛称を付ける場合「宇野線→宇野みなと線」や「東武野田線→東武アーバンパークライン」のように正式名称よりも愛称が長くなりがちですが、ここでは逆転現象が起きています🤔


彩都線は門真市駅と大阪空港駅から来た電車とそれぞれ接続を取ってから万博記念公園駅を出発。


2駅先の阪大病院前駅までの約2.5kmはひたすら広大な公園の外周を沿うように走っていきます。


万博記念公園駅を出てすぐ、左手に太陽の塔を見ることができます。

手前にある料金所は中国吹田料金所で、岡山県北部などを経由して下関に至る中国自動車道の起点はこのあたり(吹田JCT)です。


10分少々で終点の彩都西駅に到着です。


彩都西駅は国際文化公園都市(彩都ニュータウン)の中に設置された駅。

彩都ニュータウンは東部・中部・西部の3地区の整備が計画されており、2004年に彩都西駅を含む西部地区が他地区に先行して街開きしたばかりの現在進行形で開発中のニュータウンです。


駅の北側には折り返し用の引き上げ線があり、軌道が動いてポイントを切り替えるというモノレールならではの光景を改札口前の歩道橋から見学することが可能です。


※うまく再生できない場合はYouTubeでご視聴ください。

ここでもご多分に漏れず速攻折り返し…ても良かったのですが、早朝からずっと電車に乗りっぱなしなので少し観光(?)をすることに。

このあたりに住んでいる友人に彩都西のおすすめスポットを聞いたところ、見晴らしがいい公園があるそうなのでそこへ行くことに。

「あとはマンションと一軒家しかないぞ」と(笑)


駅から1kmちょっとしか離れていないので歩こうかと思ったのですが、かなりの急坂らしいのでバス停3つ分だけバス課金。

阪急電車は伝統的にマルーン色ですが、阪急バスはマルーンではないんですね🤔


というわけで「彩都なないろ公園」にやって来ました。

麓に子ども向けの遊び場があり、なが~い階段を昇ると頂上に展望台があるという構造。


展望台からはニュータウンの街並みのほか、大阪市街地の高層ビル群を望むことができます。

写真をかなり拡大していただかないとわからないと思いますが、真ん中よりやや左手には独特な外観で知られる梅田のランドマーク 梅田スカイビルも確認できました。

観光ガイドにはおそらく載っていないであろう地元民しか知らないスポットを教えてくれた彼に感謝です。


帰りは徒歩で駅まで戻ってきました。

歩いてみると想像していた以上に急な坂だったので、山登りはバスを使って正解だったように思います。



万博記念公園に向かい、そこからさらに西を目指していきましょう~


今回はここまで。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。