常磐高速バスひたち号 乗継券 ひたち号→旧日立電鉄路線バス | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

拙ブログの2019年6月21日のエントリ「常磐高速バスひたち号 乗継券 ひたち号→日立電鉄路線バス」にて、「日立電鉄交通サービス」時代の常磐高速バス「ひたち号」から「日立電鉄交通サービス」の路線バスへの乗継券をご紹介しておりますが、2019年5月1日に「日立電鉄交通サービス」が「茨城交通」に経営統合(合併)されてからの乗継券をご紹介いたします。

 

最初に先のエントリでご紹介いたしました、「日立電鉄交通サービス」時代の乗継券の画像の再掲です。

 

 

 

 

 

 

「日立電鉄交通サービス」が「茨城交通」に経営統合(合併)されてからの乗継券です。

 

 

JRE赤地紋券である点は変わりませんが、旧券では「日立電鉄路線バス」と記載されていた部分が「旧日立電鉄路線バス」に、最下段の会社名の「日立電鉄交通サービス」が「茨城交通」に変わりました。

 

先のエントリの末尾にて、「券面の「日立電鉄路線バス」と「日立電鉄交通サービス」が、「茨城交通」に変わった券に切り替わったものと思われます・・・」と申しましたが、経営統合(合併)以前から「茨城交通」が運行していた路線バスには割引は適用されず、「日立電鉄交通サービス」から「茨城交通」の運行となった路線バスのみ割引となるため、予想しておりました「茨城交通路線バス」とはならずに「旧日立電鉄路線バス」の表記となったものと考えられます。

 

「日立電鉄交通サービス」と以前から「茨城交通」が運行している路線バスは、常陸太田市内では路線が重なるものの、常磐高速バス「ひたち号」の到着バス停から乗り継げる「茨城交通」の路線バスは、全て「日立電鉄交通サービス」が運行していた路線ですから、「茨城交通路線バス」の表記でも特にトラブルは生じないと思われますが、念には念を入れてと言う事なのでしょうか?いずれにしましても、経営統合(合併)により消滅した会社名をあえて記載した、他には余り例の無い券となっています。