納屋が完成しましたので報告します。
と言ったものの、前回記事との違いは、屋根瓦が載ったくらいで代り映えがしません。
そこで、前々回に掲載した、駐泊所のストラクチャーの「続き」として、ブログ開始前に作った駅舎周辺のストラクチャーもお目にかけることにします。
納屋
竣工写真①
竣工写真②
差し掛け屋根の瓦です。
瓦は銀色で全体を塗った後、所々に白、黄土色、茶色を差し、最後に、アルコールで薄めた墨汁で全体を塗ります。今回は茶色が少し濃かったですね。
この納屋のある屋敷の全景です。
駅舎
駅舎です。2012年の完成で、当レイアウトでは、最初に完成したストラクチャーです。
また、私にとっても、木と紙を主体にした自作ストラクチャーは、これが初めてです。
国鉄の1号標準駅舎タイプですが、因美線の知和駅や美作滝尾駅も参考にしながら設計しました。
この駅舎を作った頃、東京に出張することがありました。その際、巣鴨の「さかつうギャラリー」に飾ってあったストラクチャーを見て、「自分のも、そう悪くないかも」と自惚れてしまったことが、レイアウト制作の原動力のひとつになりました。
線路側から見た駅舎です。改札口のラッチの向きが逆でした。直せるかなぁ?
貨物上屋
美作滝尾駅の貨物上屋を参考にしました。
貨物上屋は、波板で屋根を葺く事例が多いようです。恐らく荷重を考慮してのことと思われます。私の知る限り、瓦葺の場合は、セメント瓦が使われることが多いようですが、私は粘土瓦を選択しました。作った後、少し後悔しましたが、実例もあるようなので、そのままになっています。
線路側から見た貨物上屋です。ホームの石積がお気に入りです。
信号梃子扱所
小屋の形は、シーナリィガイドに掲載されていた、高徳線池谷駅の信号梃子扱所参考にしました。
地面から一段上がった所に小屋があり、階段でアクセスする構造は因美線郡家駅を参考にしました。
自作した信号梃子は、少し不揃いですね。
ホーム上の待合室
実家の最寄り駅である久大本線南久留米駅の、今は無き待合室を思い出しながら作りました。
若かりし頃の私が、鉄旅の度に、ワクワクしながら座った待合室です。
線路班詰所とトロッコ小屋
線路班詰所は、エムズコレクションのキットを参考にしました(HPを見て、形を盗みました)。
トロッコ小屋は、小屋組みを忠実に作り、えらく手間がかかりました。
日通の荷受所
レイアウトのお約束、日通の荷受所です。
トイレのない作例やキットが多いことが気になっていて、トイレを設置しました。
モルタルは木工パテで表現しました。
右手の窓下にあるはずの、荷物受け渡し用(?)のカウンターがありません。いずれ、作らねばなりませんね。
鉄道模型のブログなのに、今回も車両が登場しませんでしたね。
本日も、ご訪問ありがとうございました。