完成した納屋と、駅舎周辺のストラクチャー | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 納屋が完成しましたので報告します。

 と言ったものの、前回記事との違いは、屋根瓦が載ったくらいで代り映えがしません。

 そこで、前々回に掲載した、駐泊所のストラクチャーの「続き」として、ブログ開始前に作った駅舎周辺のストラクチャーもお目にかけることにします。

納屋

竣工写真①

納屋全景差し掛け屋根側

竣工写真②

納屋全景裏側

 差し掛け屋根の瓦です。

 瓦は銀色で全体を塗った後、所々に白、黄土色、茶色を差し、最後に、アルコールで薄めた墨汁で全体を塗ります。今回は茶色が少し濃かったですね。

納屋瓦クローズアップ

 この納屋のある屋敷の全景です。

納屋のある屋敷全景

駅舎

 駅舎です。2012年の完成で、当レイアウトでは、最初に完成したストラクチャーです。

 また、私にとっても、木と紙を主体にした自作ストラクチャーは、これが初めてです。

 国鉄の1号標準駅舎タイプですが、因美線の知和駅美作滝尾駅も参考にしながら設計しました。

 この駅舎を作った頃、東京に出張することがありました。その際、巣鴨の「さかつうギャラリー」に飾ってあったストラクチャーを見て、「自分のも、そう悪くないかも」と自惚れてしまったことが、レイアウト制作の原動力のひとつになりました。

駅舎全景正面側

 線路側から見た駅舎です。改札口のラッチの向きが逆でした。直せるかなぁ?

駅舎全景線路側

貨物上屋

 美作滝尾駅の貨物上屋を参考にしました。

 貨物上屋は、波板で屋根を葺く事例が多いようです。恐らく荷重を考慮してのことと思われます。私の知る限り、瓦葺の場合は、セメント瓦が使われることが多いようですが、私は粘土瓦を選択しました。作った後、少し後悔しましたが、実例もあるようなので、そのままになっています。

貨物上屋全景駅前広場側

 線路側から見た貨物上屋です。ホームの石積がお気に入りです。

貨物上屋全景線路側

 

信号梃子扱所

 小屋の形は、シーナリィガイドに掲載されていた、高徳線池谷駅の信号梃子扱所参考にしました。

 地面から一段上がった所に小屋があり、階段でアクセスする構造は因美線郡家駅を参考にしました。

 自作した信号梃子は、少し不揃いですね。

 

信号梃子扱所

ホーム上の待合室

 実家の最寄り駅である久大本線南久留米駅の、今は無き待合室を思い出しながら作りました。

 若かりし頃の私が、鉄旅の度に、ワクワクしながら座った待合室です。

ホーム上の待合室

線路班詰所とトロッコ小屋

 線路班詰所は、エムズコレクションのキットを参考にしました(HPを見て、形を盗みました)。

 トロッコ小屋は、小屋組みを忠実に作り、えらく手間がかかりました。

線路班詰所とトロッコ小屋

日通の荷受所

 レイアウトのお約束、日通の荷受所です。

 トイレのない作例やキットが多いことが気になっていて、トイレを設置しました。

 モルタルは木工パテで表現しました。

 右手の窓下にあるはずの、荷物受け渡し用(?)のカウンターがありません。いずれ、作らねばなりませんね。

 

日通の荷受所

 

 鉄道模型のブログなのに、今回も車両が登場しませんでしたね。

 本日も、ご訪問ありがとうございました。