PLUMの踏切 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。



 この週末、鉄道模型愛好家の多くが静岡で開催されているトレインフェスタに集結しているはずだ。あいにくの天候だったので、昨日から設営や準備で会場入りをした人は大変だったことだろう。
 同じく静岡ではホビーショーも開催中。両イベント共にコロナ禍で開催出来なかったり、制限付きでの開催が続いていただけに、平常に近い形まで戻ってきたのは何よりだ。
 そこで、当ブログでもプラモデルの話題を。このところ、鉄道モノにスイッチが入ったPLUMの新製品「踏切」だ。某通販サイトのポイントが貯まっていたのでポチっておいたのだが、発売されたばかりにもかかわらず既に品薄のようで、一週間ほど待たされて到着した。
 この製品のウリは二色成形で塗装が不要なこと。鉄道の踏切に設置されている警報機やバーは、警戒色といわれる黄色と黒の縞々に塗られているが、これが既に再現されているのだ。
 プラモデルの成形技術は進化しており、現在は一つのランナーで四色成形まで可能とのことで、キャラクターものなどの彩色済キットで使われている。
 早速、パッケージを開けてみると・・。

 これがキットに入っているすべてのパーツだ。警報機と遮断バー、柵がそれぞれ二組作れる。さらにこのメーカーらしく、細かなディティールを表現する小パーツが入っている。


 黄色と黒が縞々になっているパーツは、それぞれの色の原料を送らなければならないため、色毎にゲートが付いていて、どこでカットすればよいのか注意が必要だ。さらに繊細なパーツが多いので、慎重な取り扱いを要する。
 さて、二色成形のランナーの断面を見てみると・・。

 なるほど…という感じだが、まるで二層のお菓子のようだ。
 面倒な塗装が不要なのはありがたいが、やはりプラ特有の質感はあるので、実感追求派は塗りたくなるかも。
 警報機の点灯化や遮断バーの可動化など、よりグレードアップを考えたくなるキットだ。