こんばんは。
少しだけ季節は戻り今日は春の旅を記事にしていこうと思います。今日取り上げるのは私鉄全線走破旅の第何弾になるのかはわかりませんが、小湊鉄道に乗ってきたものです。
小湊鉄道は千葉県の房総半島のちょうど真ん中あたりを東京湾側から内陸にかけて走るローカル線です。まさに地方のローカル線ですが、走る車両が大変レトロであることと沿線の風景が大変すばらしいことで鉄道ファンのみならず多くの観光客でにぎわう路線でもあります。
今回は小湊鉄道を走るレトロな車両と風景を楽しみながら始発の五井駅から上総中野駅までのんびりと乗り鉄ひてきました。始発の五井駅はJRの内房線との接続駅であり、千葉駅からは約30分ほどの距離にあるところです。今回はその五井駅から房総半島横断きっぷを手に旅を始めます。
最初に乗車したのはJRから譲渡されたキハ40でした。元三重県民の私からするとキハ40というと、2015年までJR東海の紀勢線で運転されていたキハ40が非常に懐かしく、乗る機会は少なかったものの地元を走っていたものと同じ形式であることに少し感慨深かったです。小湊鉄道では新車扱いですが、十分歴史のある車両だけにローカル線でこれに乗るとよりノスタルジックを感じますね。
まず、最初に今回の旅で一息ついたのは一番最初に乗車した列車の終着駅である上総牛久駅、五井駅からは約1時間ほどでやってこれるところです。中間地点であり、おそらく小湊鉄道全体で見ると両端を除くと路線途中での主要駅になるのではないでしょうか。朝夕を中心に上総牛久発着の列車も多く設定されています。主要駅とは言いつつも駅前は本当にローカル線の1つの駅という感じで、小ぢんまりとしています。
今回乗車した上総牛久行きは上総牛久で折り返し、五井に戻るため上総牛久からさらに房総半島の内部に向かうには1時間ほど待たなければなりません。今回乗車したのは3月であり、ちょうど菜の花がきれいなシーズンであったため多くの観光客がいました。この上総牛久駅の駅舎は国の登録有形文化財に指定されているらしく、かなり年季の入った建物です。この駅舎には駅長室のみならず簡単に観光客を出迎えるためのコーヒースタンドのお店が構えられています。
先に書いたように主要駅ではありますが、駅から少し表通りに出てもお店が立ち並ぶというほどでもなく、コンビニもあまり見当たらないぐらいです。こういった場所ってコンビニや大手のスーパーはないですけど、ガソリンスタンドだけはもっと都会でも見られる会社のものが多く見られますよね。(やっぱり日用品などの小売店に比べると、代替になる会社がないことが一番の要因なんですかね。こういうところを深掘りするのも面白いかもしれませんね)今回はまだ菜の花がメインではありませんが、ここから先が本格的に小湊鉄道と菜の花の魅力ポイントになっていくので、ぜひ次回もお楽しみに。今回はここまでとします。