西武2000系2007F、最期の時⑪4月16日、心と体の乖離と闘う記録行【下】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

メトロだ東急だ、さらには自分の誕生日だと、3日記録出しが止まってしまった。

なかなか日常は落ち着かないが、1ヶ月前の蓄積を吐き出すことで少しは楽になるだろう。


  別れは必然。後悔しないために押していく


4月16日14時50分。

5630レと小平で別れて、先行する急行と各停を乗り継いで沼袋までやってきた。

地下化工事が目に見えて進んでいる場所で、仮ホーム化や構内配線変更など変化が著しい。

そんな場所で、またまた2007Fを出迎えた。


ただ、昼過ぎると逆光気味になってしまうのは、西武新宿線の線形上致し方ないか。


西武鉄道史上異例の長命だった2007Fも、このあたりの地下化までは待てなかった。

それでも、こうした生きた証を遺すことがなにより。


そして、日々を楽しみ、後悔なく。

だが、それは周りに迷惑をかけない、ということもイコール、寧ろ大前提である事を忘れずに。


ただ出迎えて見送るだけ、のポイントもだんだん増えてきている。

それでも、その動きが必ず次に生かされる時が来ると確信して。


続けては…

西武新宿線の駅で随一であろう、前後を踏切で固められた上井草駅。

20m8両編成の停車が精一杯、余裕全くなし。

寧ろ、少しはみ出しているのが定石。

停車には確実なブレーキワークが求められる、超難関駅との印象だ。


5135レ [各停]西武新宿→田無

@上井草15:38頃


まずは、ギリギリ最先端で到着を捉える。

しかし、停車しきらないうちから歩き出し、急いで改札を抜けて…


西武新宿側の踏切へ!


改札と踏切がすぐ側だからこそできる芸当。


そして、踏切が開いてすぐ撮影。



時間にすると1分にも満たない、限られた時間。

上り電車が接近しないかとヒヤヒヤしながら、どうにか満足いく撮影ができた。


…そして、下りホームの改札から入り移動。

この日最後に降りたのは武蔵関駅。

とにかく今回は、降りたことのない駅にもずいぶん降りることができた。

西武新宿線系統に残る、気になる個体を撮るためにはまだ先にも活かされそうだ。


待っている間に、ウォーミングアップと称した記録も欠かさずに。

油断なく向き合っていくのが大事。


5138レ [各停]田無→西武新宿

@武蔵関16:07頃


薄い夕焼け空をバックに、この日最後の撮影も淀みなく。


微妙な時間になってきたので、追うのはこれで終わり。

この後は拝島線経由で帰路につき、濃い一日に区切りをつけたのだった。

なんだかんだ、一日一回が最後でもいいくらいの勢いでやっていたが、その勢いはもう少し…

身体と気持ちのズレを細かく直しながら、前を見据えて動いていくのだった。