20日
札幌6:00(特急北斗2号)-五稜郭9:29、9:58-上磯10:15、10:56-木古内11:37、12:51-函館13:56
この日のメインは「道南いさりび鉄道(いさ鉄)」に乗ること、そのためにまずは五稜郭へ。
どうして五稜郭で下車したかというと、いさ鉄の売店がありグッズとフリーきっぷを売っているから。
フリーきっぷの「いさりび1日きっぷ」については明日書きます。
いさ鉄には9両のキハ40が在籍し、うち2両が観光列車「ながまれ海峡号」として運行され、
他の7両も様々な塗色になりその運用は同社HPで告知されています。
でだ、上磯までの列車は「旧国鉄首都圏色」、乗り換えての木古内行は「山吹色」でした。
車体の塗色は何であれ乗ってしまえば車内はただのキハ40であって、
行きも帰りも乗客が10人にも満たない空いた車内で淡々と過ごします。
そのような車内で見るべきものと言えばやはり津軽海峡を望む海沿いの景色。
車窓からは近くは亀田半島、海峡の向こうに津軽半島と下北半島が見えます。
海峡の向こうの位置関係は地形を熟知していないとよくわからないな。
ですが亀田半島、要するに函館山やその間に広がる函館湾はよく見えます。
運が良ければ青函航路のフェリーも見えるのですが、この日は視認できませんでした。
旧江差線時代、私はこの区間を何度往復したことか。
昼間の特急や夜行の寝台特急、そして江差線時代の普通列車、いろいろな思い出があります。
そして「いさ鉄」がその思い出のひとつになりました。
いつまでも走り続けてほしいのですが、どうなるのか…。