【バス乗継旅】札幌駅前から倶知安駅前まで 2 | バスと献血のたび

バスと献血のたび

大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

札幌駅前から倶知安駅前までのバス乗継旅、第二話です。

・前回のお話(札幌駅前⇒ルスツリゾートホテル前)はこちら ⇒ [リンク]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

札幌から洞爺湖温泉行のバスに乗り、ルスツリゾートホテルで下車します。降りたのは私だけ。

 

それもそのはず。ルスツリゾートホテルは営業休止中でした。

▲ガラス扉の外から撮影

 

次に乗る倶知安行きはルスツリゾートホテルまたは留寿都バス停で乗り換えることができます。それならトイレ休憩ができてバス待ち時間を室内で過ごせそうなルスツリゾートが良いなと思い、ここで乗り換えることを計画しました。でも中に入れないので計画失敗ですね。

建物が閉まっているので使えそうなトイレの場所はわからず。中山峠の休憩時間にトイレを済ませておいてよかったなと思います。外は少し寒く、建物の玄関フードでバスを待ちます。

 

次に乗るバスは留寿都、真狩、ニセコ経由の倶知安駅前行き。ここが始発です。ホテルの建物から少し離れたところに停まっているバス(下の写真)が倶知安行きになるのでしょう。

尻別岳がきれいです。ホテルのウェブサイトによると、ヘリコプターで尻別岳(上の写真)の山頂まで行って滑走して降りてくるというスキーツアーがあるそうですよ。

ちなみにお1人様16万円だそうです。

 

発車2分前にバスがこちらにやって来ました。

バスの中扉が開くと日本語のほかに英語と中国語の案内放送も流れます。

 

2022年4月9日(土)

ルスツリゾートホテル前 12:20

↓ 道南バス 倶知安・留寿都線

↓ 倶知安駅前行き 1030円

南十字街 13:11

 

外国からの観光客に人気のリゾート地だけあって、バス停の掲示物も英語併記ですね。

でも乗客は私だけ。定刻に発車します。

 

バスはホテルの敷地を出て国道230号を南下します。国道はリゾート施設に挟まれており、道路の上をゴンドラのケーブルが跨いでいます。

 

バスはすぐに留寿都の市街地に入ります。市街地を周回すると留寿都バス停。二人の乗車があります。そのうち一人は洞爺湖温泉行に乗っていた方。留寿都バス停はバス待合所・乗車券発売所を兼ねた雑貨屋さんに面しています。昔ながらの雑貨屋さんには旅の風情があり、ここで乗り換えても良かったんだなと思います。

 

このあと道道66号を真狩方面へ。地図を見ると右手の山は軍人山、左手の山は化物山というそうです。いずれも名前の由来が気になります。真狩村に入り、留寿都で乗り換えた方が下車。

真狩の市街地中心部で右折すると羊蹄山が真正面に見えます。

 

真狩川を渡ります。右手河川敷に細川たかし記念像があるとのことなので探してみると、ブルーシートで覆われた像らしきものがあります。

あれが細川たかし記念像なのでしょう。

この像は地理院地図にも地図記号で表現されています。
 

ニセコ町に入ります。珍しいカタカナの町名。
国道5号との交差点に道の駅があり、バスは敷地内に乗り入れますが乗降客はなし。北西の方角にニセコアンヌプリがきれいに見えます。

 

バスはニセコ市街地を経由します。ニセコ本通バス停で鋭角に曲がり北上。しばらく行くと国道5号に合流します。

 

右手に羊蹄山、左手にニセコ連峰を眺めがら国道を北上すると倶知安町の比羅夫に入ります。後志地方の最大都市は小樽市ですが、後志総合振興局の所在地はここ倶知安町。比羅夫は海外からの観光客に人気のスキーリゾート地だそうです。

 

倶知安の市街地に入りました。尻別川を渡ります。この川はニセコ町、蘭越町を経て日本海に注ぎます。2017年夏に岩内から寿都行きのバスに乗った時に尻別川河口付近の橋を渡りました。

 

倶知安駅前までは行かず、手前の南十字街で下車。

 

バス停そばに新幹線開業予定の看板が立っています。北海道新幹線の札幌延伸では途中に新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)の四駅が設置されることになっています。

 

バス停から少し歩き、ホテル第一会館でお昼にしました。

詳しくは別の記事に書きますが、お水がとてもおいしかったです。倶知安町役場が

「本町の水道水は日本一おいしい水といわれています」

と言うだけのことはあるなと思いました。

 

ホテルから歩いて倶知安駅に到着。今日のバス乗り継ぎ旅はここまでとします。

 

駅前にも湧水が引かれていると聞き、飲んでみようとしたのですが…

「日本一の水」は雪に阻まれて飲むことはできませんでした。

 

「日本一の水」のそばには啄木の歌碑。

汽車で真夜中の倶知安を通ったときの印象を詠んだものといわれています。

その鉄道ですが、北海道新幹線が札幌に延伸されると廃止され、バスに転換されるそうです。

新幹線ホーム建設のため、在来線ホームは駅舎から離れたところに移されていました。

 

倶知安から先は道南バス胆振線で伊達まで行きたいと考えています。ただ、同線の一部区間(喜茂別町-伊達市大滝)は今年(2022年)9月末に廃止することが沿線市町の協議会で方針決定されており、私のバス乗り継ぎ旅もコースの見直しをすることになりそうです。

 

 

(訪問日2022/4/9)

 

 

【続く…かな】

 

--------------------

【各テーマの目次はこちら】

■バス乗り継ぎ旅  

■献血  

■西国巡礼  

■食べ歩き  

■ブログでハングル  

■大阪の名所  

■市章クイズ 

■図書館、行けるかな

■雑記 

--------------------