JR東日本は、鉄道開業150周年を記念して、JR東日本全線（新幹線、BRT含む）と青い森鉄道線、IGR いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線（直江津～ 新井間）の特急、急行、快速列車の普通車自由席が3日間乗り放題となる『JR東日本パス』を発売すると発表しました。

（２）鉄道 150 年を彩る「きっぷ・旅行商品」
① 「鉄道開業 150 年記念 JR 東日本パス」で JR 東日本全線が３日間乗り放題！
「鉄道開業 150 年」を記念し JR 東日本全線、その他鉄道路線（7 社）の列車が３日間乗り降り自由な、JR 東日本オリジナル特別企画乗車券を販売します。

〇商 品 名：「鉄道開業 150 年記念 JR 東日本パス」
〇価 格：おとな 22,150 円 こども 10,150 円（税込）
〇利用期間：2022 年 10 月 14 日（金）～10 月 27 日（木）
　※ご利用開始日の 1 か月前から販売
〇有効期間：３日間
〇販売方法：「えきねっと（Web）」限定販売
〇利用内容：フリーエリア内の JR 東日本全線、青い森鉄道線、IGR いわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線、伊豆急行線、富士急行線、えちごトキめき鉄道線（直江津～ 新井間）の特急（新幹線を含む）・急行・快速列車の普通車自由席および JR 東日本が運行する BRT が３日間乗り降り自由。あらかじめ座席の指定を受ければ、新幹線・優等列車の普通車指定席に 4 回乗車可能。
〇特 典：レンタカーなどのご利用特典があります。詳細は改めてお知らせします。 

（「鉄道開業150年」事業について～150年の歩みに感謝を表し、鉄道の可能性を未来へつなぐ～ (jreast.co.jp) より引用）

これによると利用期間は鉄道の日である10月14日からの約2週間で、通常の乗車券と同じく利用開始日の1か月前からJR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」にて発売されます。みどりの窓口や駅たびコンシェルジュ、旅行会社の窓口や指定席券売機での発売はないため注意が必要です。

また4回までに限りあらかじめ座席の指定を受けることで普通車指定席も利用することができるということです。

まだ詳細が明らかにされていないため、全席指定の列車（「かがやき」等）の立席乗車は可能なのか、サンライズ瀬戸・出雲号の普通車指定席（ノビノビ座席）の利用は可能なのか、別に相当する料金券を購入すればグリーン車などの特別車両にも乗車できるのか、など判然としない部分もありますが、いずれにせよかなりお得なきっぷであることは間違いなさそうです。

似たような特企券では「北海道＆東日本パス」や「青春18きっぷ」などがありますが、いずれも別に特急券を購入しても特急には乗車できないので、特急も乗り放題というのはかなり旅の幅が広がりそうです。

今回は東日本の発表でしたが、ほかのJR各社からも鉄道150周年記念のリリースが発表されるものと思われますので、期待は続きます。