GWに実家へ帰省するために〝リゾートしらかみブナ編成〟に乗った時の事。
リゾートしらかみは五能線の観光列車として有名です。

普通だったら帰省のために乗るような列車ではないのですが、実家が五能線の沿線であるために丁度よい列車。
普通列車で向かう場合に秋田から奥羽線を通り、東能代で五能線への乗り換えるのですが........


お世辞にも接続のダイヤが良いとは言えず、けっこうな待ち時間が発生する事が多いんです。そう考えると、五能線直通のリゾートしらかみは大変便利な列車であるのです!


リゾートしらかみは3編成ありますが、現在のリゾートしらかみ1号は緑色のブナ編成です。運行の列車は季節によって異なるので、何編成となるかは事前に確認が必要ですね。
前面はシンプルな緑色の列車ですが、横に目を移すと、ブナの木をイメージしたグラデーションがとてもキレイな列車です。 



[車両の様子]
※息子と会話しながらだったので音声ありません
とても凝ったカラーリングの列車である事がわかります。




乗車口から。
デッキにも車体外側と同様のブナ木がお出迎えしてくれます。




リゾートしらかみは全車指定席です。乗車の3日前くらいにチケットを取ったのですが、秋田よりの1号車のC1とD1の席が空いておりました。ラッキーですね。
秋田発の場合は後ろの車両となりますが、東能代から進行方向が変わるので、こちらの1号車が前になります。
C席D席は東能代までは海側で車窓からは八郎潟や寒風山がよく見えます。



海を眺めたい人はA席、B席側に席を取ると東能代からちょうど海側になります。ですから1号車のA席、B席が前面展望も楽しめ、海の眺めも非常に良いかと思います。


観光列車というだけあって、シートピッチはとても広い。足を伸ばしても、前の座席には届かないほど広いです。



[秋田駅を出発したときの様子]
リゾートしらかみで仕様されているHB-E300形はハイブリッド車両です。低音で響くディーゼルエンジンの音が鳴り続きます。解りづらいのですが、途中40秒くらいからモーターの駆動音が聞こえます。
エンジン音とモーター音の両方を楽しめます。





特急ではなく快速ですから、いつも乗車する〝つがる号〟とは停車駅が異なり、追分駅にも停車します。



ほどなくして東能代駅に到着。

東能代駅には引退した〝アイツ〟がまだいるんですよ。













五能線区間は私にとっては見慣れた風景だったので、写真なども撮ることはしませんでした。前面展望の様子はYouTubeなどで見られますからね。

その分、昔を懐かしみながらのんびりとくつろぐ良い時間でしたねぇ。

高校自体から二十年若経つのですが、あまり沿線の風景は変わっていませんね。

五能線はローカル線ですから、市街地のように発展することは無いでしょう。ですから、逆に変わっていないという事は良いことなのかもしれません。 




五能線区間では、ちょうど海岸線に出たすぐの〝あきた白神駅〟で下車。ここでは駅カードがもらえます!

あきた白神駅でもらえる駅カードはこちら。
山の斜面に〝八〟の字が浮かび上がる糠森山と名産のハタハタをバックに旧ブナ編成が駆け抜ける様子が画かれております。

糠森山は八峰町のランドマーク的な存在で、まさしく地元の風景です!これは嬉しい。


駅カードの裏面
あきた白神駅はご覧のとおり。道路を挟んだ正面にはハタハタ館が連絡通路で繋がっていて、食事や温泉を楽しむ事が出来ます。




以上、ただ実家に帰省した際に乗った〝リゾートしらかみ〟の様子でした。非常にざっくりとした内容ですが、ご覧頂きありがとうございます。