モデル倶楽部の機械加工日記

先日小田急ガラスパーツお届けにサンプルで段付き妻板を添付し
「こんなモノもありまっせ」と押し売りではなく　”ご案内”　をしたところご注文を頂きました。

以前にお作りした京阪の段付き妻板でフィット感をご確認済みで
アングル一体のカツミさんの小田急2600キットならば
あっという間に箱に組めるでしょう。






最初のお客様の作図で
室内側にすべてのポンチを打ち、必要な箇所だけ穴をあけます。
段差に接近した箇所はポンチではなくドリル先端の落下防止でΦ0.3エンドミルの止め穴にしました。（画像では左右4箇所）






幌座もお客様の作図です。





試作段階のKSさんの183系段付き妻板です。






ほぼ隙間ない状態がわかります。
吸い付くようなフィット感で12両編成なんか楽勝（のはず）です。






極端なイラストですが肩Rのハンダ埋めは避けたいもので
こうした修正に要する時間がバカになりません。






貫通ドアとガラスは寸法を拡大して
別の私鉄に流用されるそうです。






少数製作につき￥お高くなりますが必ず楽に進められます。