2020年に予定され、2度(2年間)の延期を経て3年越しでの実施となった、ももクロの春ライブ「ももクロ春の一大事2022 〜笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会〜」が、4/23(土)と24(日)の2日間、福島県のJ-VILLAGEで行われました。

 

チケットと休みは確保したものの、私にとって一番の課題は現地までの交通手段でした。自分で車を運転できなくはなかったのですが、長距離の運転に若干不安があったため、常磐線の特急「ひたち」の指定席を確保しました。

指定席のチケットは「えきねっと」で予約しましたが、争奪戦になると思いきやあっけなく取れてしまいました。

 

東京駅に入線する「ひたち5号」いわき行き。

 

上野駅到着時、座席上のランプは緑色(指定席発売済)と黄色(まもなく指定席発売済区間)のみとなり、上野駅からは満席に。デッキに人があふれていました。

 

終点のいわきに到着後、いわき駅から会場に向かうツアーバスの乗客と、常磐線の「Jヴィレッジ」駅に向かう人にわかれました。

案内表示には「 11:28 Jヴィレッジ」の表示が。ももクロカラーに彩られた4色の種別表示に、多くの人がカメラを向けていました。

 

いわきからJヴィレッジまでの臨時列車のうち臨時快速1本(9651M)がE501系10両編成、普通2本(9631M、9633M)がE531系5両編成で運用されました。

とりわけ、臨時快速のE501系は珍しいことから、撮影のネタにもなっていたようです。どうやら、途中で10両分のホームがない駅を通過させるために、臨時快速にしたのではないでしょうか。

 

終着・Jヴィレッジに到着。ここで客扱いを終え、列車は富岡まで回送されました。

 

スタッフの誘導により会場へ。

 

途中、少しだけ桜の花が残っていました。やはりこの時期のライブには桜が必要です。

 

事前認証を行いチケットを発券し、物販・飲食コーナーのある「きてくんちぇ」パークへ。

 

楢葉町のゆるキャラ「ゆずたろう」。Zポーズで決めてくれました。

 

ステーキ丼をいただくことにしました。飲食スペースは会場奥限定の場所として設けられ、感染症対策も施されていました。

 

ライブに来たときに食べると、なぜかいつもより美味しく感じるのは気のせいでしょうか?

 

今回のライブは、クラウドファンディングで出資した金額に応じて、ステージ上に名前(またはハンドルネーム)が表示されました。ライブ前の時間限定で、ステージ前で写真を撮ることが許されました。

 

2時間半のライブはあっという間でした。まだマスク着用でコールなどは出せませんが、生ライブが一番だと改めて感じました。

ライブの様子をまとめた記事は、各メディアの記事に譲りますので、ぜひお読みください。

 

規制退場で会場を出た後は、駅前へ。

駅の近くでは列車ごとに整列がなされ、ホームへの入場者数を調整していました。

私が改札口の近くに通りかかった頃、福島県警の方がスタッフの方に「本日はとても感服いたしました。明日もよろしくお願いします。」と話していました。

 

普通列車いわき行き9654M。E501系5両編成で運転された2日間限定の臨時列車。

 

Jヴィレッジ駅全景。左が上り(水戸・上野・東京・品川方面)、右が下り(原ノ町・仙台方面)。

列車到着ごとに、スムーズに乗車できるよう誘導されていました。

 

特急列車で浪江に向かいます。

 

ホームからは見事な夕焼けを見ることができました。

 

道の駅なみえでは、「夜桜を見る会」花火大会が行われました。私は観覧チケットが外れたので、場外から鑑賞しました。

建物内の店舗には浪江女子初組合のメンバー(播磨かなさん、高井千帆さん、内藤るなさん)も立ち寄っていました。

 

屋台で購入した「なみえ焼きそば」。太い麺が特徴です。

 

花火大会を最後まで見ていると電車がなくなってしまうため、無料の送迎バスで浪江駅へ向かいました。

浪江駅構内の跨線橋から見た花火。

 

浪江駅の改札脇には「なみえまる見え情報館」があり、ご当地アイドルグループ「浪江女子発組合」のメンバーの色紙などが飾られています。

 

下りの最終列車は21時過ぎで、首都圏と比較するとかなり早いです。浪江駅から乗車したのは全員モノノフでした。

 

2日目はステージにとても近い席でメンバーの表情がよく見えました。ライブ中の2時間半、至福のひとときはあっという間に過ぎてしまいました。

 

来年の「春の一大事」も4月に実施予定だそうです。来年はどこで実施されるのでしょうか・・・?