2022.05.07 4月1日付で異動になり自転車通勤から電車通勤になった。この4年ほど都心にはほとんど行ってなかったのでちょっと新鮮だ。ウクライナ情勢はというとロシア軍の残虐行為が世界を震撼させている。ウクライナをネオナチと決めつけていて自分たちが正義だと思っているらしい。人間は自分が正義だと疑わないときほど残酷なことができると言うけど、それなんだろうか。そして、国内のコロナ情勢は感染者が減り続けていて都内では先週から5000人を切っている。緊急事態宣言のないGWは3年ぶりで旅行に行く人も増えている。
最後にブログを更新してから2ヶ月も経ってしまったので冒頭に書くことが増えてしまった。
異動や子供のサッカー、ラグビーで本当に忙しい日々。
今回は昨年KATOから発売されたドイツ鉄道ET425形近郊電車をデジタルサウンド化する。
元々デジタルフレンドリーとして作られた車体だから大した加工も必要ない。
KATOはデジトラのデコーダーを搭載することを予定してるけど、こちらはサウンドなしなのでZIMOが発表したKATO ET425向サウンドデコーダーをLippeに注文しておいた。
そいつが先月発売され無事に到着。
ET425は2編成買ったけど併結運用予定なのでデコーダーは1編成分だけを購入した。
デコーダーを積まないM車はモーターを抜いてT車にしてみようと思うけど、上手くいくだろうか。
今回はとりあえず1編成にデコーダーの取付け。
サウンドデコーダーセットの中身。
ICE4と同じでスピーカーには配線済み、デコーダーへの配線はハンダ付が必要になる。
言うほどフレンドリーじゃない。
ICE4の時は3Dプリンターで出力したエンクロージャーが付いてたけど今回はない?それとも薄い?一応枠みたいなのは付いてる。
ここで海外特有の落とし穴。
同梱されてた取説に掲載されてるデコーダーと現物が違う。
ここにスピーカー配線しろってなってるけど、どこだよ!
間違うとデコーダーが死んでしまうから慎重に。
とりあえずツイートして助けを求める。
リプを待っててふと思い付いたのがプラケースの台紙。
拡げてみると、あった。
LS+とLS-のところにスピーカー配線する。
スピーカーを載せる場所を決めて銅線をカット。
デコーダーはパーツを焼かないようにマスキングテープで養生した。
ハンダに慣れてないとなかなか難しい作業だけど、なんとか配線することができた。
そしてここからは多くの人がやってる追加作業。
車体側のダイキャストにカプトンテープを貼って、デコーダー側もカプトンテープで包み込んで絶縁対策を施す。
ZIMOのデコーダーは基盤にびっしりパーツが乗ってるのでこれをやらないとデコーダーがショートして焼け死ぬらしい。
下拵えが済んだデコーダーを車体にはめ込む。
言い忘れてたけど、デコーダーをはめ込むにはドライブシャフトが邪魔になるので台車を外す必要がある。
台車を戻して床下パーツを組み込もうと思ったら全然入らない。
よく見るとスピーカーの配線部分が赤矢の部分に抵触してるらしく、ビニール線が潰れてた。
中の動線が断線してしまっていたらどうしよう。
少しハンダを盛りすぎたようだ。
今からハンダをやり直すのは面倒なので、赤矢の部分をヤスリで削ってみた。
さっきよりよくなったけど、まだ入らない。
これは別の原因がありそうだと思い観察。
緑矢のライトオンオフスイッチが定位置にないことが判明。
位置を直してみたら、入りました。
うん、よかった。
でも、設計上はやっぱりスピーカー配線は考慮されてないので気をつけた方がいいかも。
ボディを戻してガッカリ。
見てのとおり浮いてる。
やっぱり配線は考慮されてないので窓パーツとあたることが判明。
デザインナイフで溝を掘って配線を埋め込む。
幸い軟プラなので簡単に溝は作れた。
ボディを付けて出来上がり。
ライト用のファンクションデコーダーは床下から挿入するだけなんだけど、これがまた上手くいかない。
M車の方は一発でできたけど、片側の先頭車は結構硬くて、グイッと押し込んだら導通用の銅板ごと奥に行ってしまった。
床下パーツをバラしてひん曲がった銅板を元に戻して完成。
でも台車から導通板への接点に問題があるらしく車体を上から押さえつけないと点灯しない。
まぁ、その辺はそのうち何とかしてみるか。
なんせここまで作業して深夜2時だから。
音も出たし、動きもしたので無事に完成ってことにしたいんだけど、加速するとスピーカーから結構大きな音で「ジジジ、ジジジ」て聞こえる。
スピーカーをエンクロージャー代わりの枠?に元々付いてた両面テープで床に固定しただけだからスピーカーの振動が車体を叩いているのかもしれない。
これは別の方法でガッチリ固定しないといけないな。
接着してしまっていいものだろうか?
何はともあれ、デコーダーを燃やすことなくデジタルサウンド化できたのでまずは良しとしよう。
ではまた!
「小さなヨーロッパと小さな鉄道」の歴史
↓
全ての始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2010-09-01
サヨナラレイアウト
https://gut.blog.ss-blog.jp/2012-04-29
屋根裏ワンダーランドの始まり
https://gut.blog.ss-blog.jp/2016-06-13
屋根裏ワンダーランド製作記録