2022年4月に新しくなったJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」。
車両の外観や車内設備については、こちらをご覧ください。
大洲編という ものがたり
「伊予灘ものがたり」には、「大洲編」「双海編」「八幡浜編」「道後編」と4つの便がありますが、今回は松山駅→伊予大洲(いよおおず)駅を運行する朝の「大洲編」に乗車します。
行先が単に「伊予大洲」ではなく、「大洲編」になっているということは、「列車旅(ものがたり)を楽しんでください」ということなのでしょう😉
こちら側は、グリーン個室「Fiore Suite(フィオーレスイート)」となる3号車です。
ヘッドマークが、浮かび上がってみえるのがいいですね。
今回、乗車するのは、個室ではなく2号車「黄金(こがね)の章」。
あいにくの天候ですが、メタリック塗装なので車体がキラキラと輝いて見えます✨✨
ホームの乗車口には、マットが敷かれアテンダントさんの出迎えを受けて乗車します。
ゆったりとした車内
グリーン車扱いということもあり、車内はとてもゆったりした造りになっています。
予約した席は、2号車の海向きペアシート。
こちらは、今回のリニューアルで新たに設置された席です。
ペアシートとは言え、1席ずつ販売していますので、もし1人で予約しますと、見ず知らずの方とペアシートになることでしょう⤵️
海側の席は、1か月前の10時打ち必須です。
JRのみどりの窓口が減っているので、予約がしづらくなっているのは残念ですね💦
初代の「伊予灘ものがたり」は、普通列車グリーン車として運転されていましたが、今回のリニューアルで特急列車扱いになったので、金額がアップしています😅
奥に見えているのは、坊っちゃんスタジアムです。
窓と窓の間が、光の柱になっているのがおしゃれです。
そうしているうちに、朝食が運ばれてきたようです🍴
豪華な朝食で迎える朝
「大洲編」のお楽しみは、事前予約制の朝食。
松山のヨーヨーキッチン!さんの「朝のひとときを味わう旬彩モーニング」(3,000円)です。
朝食のお値段としては、一流ホテル並みですが、それでも9割ほどの方が注文されていたようで、アテンダントさんも大忙しです。
生野菜サラダは新鮮シャッキシャキで、桜の形をしたパスタが季節感を添えています🌸
お料理にはコーヒーが付いているのですが、別のものも飲みたくなりました。
そこでオーダーしたのが、懐かしのクリームソーダ(各800円)。
左が「ゆうなみ×さくらシロップ」、右が「なみあや×ブルーキュラソウ」です。
車窓には、伊予灘が見えてきました。
ですが、ご覧のような具合でして…😥
いつの日にか見た、朝日にキラキラと輝く伊予灘はどこにいってしまったのでしょうか😭
そんなことを思っていると「間もなく下灘駅に停車いたします」とのこと。
下灘駅
下灘(しもなだ)駅には「伊予灘ものがたり」のすべての列車が停車しますが、最も停車時間が長いのがこの「大洲編」です。
結構な雨なので、皆さん降りてこないのかなぁと思ったら、皆さん降りていらっしゃいました😂
列車をバックに写真を撮ったり、海と列車を絡めて撮ってみたり、短い停車時間を効率的に楽しみます。
ホームの屋根があるところが、1号車の停車位置。
停車位置は2両編成の時と変わりませんので、結果として3号車はホームからはみ出して停車することになり、3号車のドアは開きません。
⚠️上りの「双海編」「道後編」では、停車位置が少しだけずれて3号車のドア部分が辛うじてホームにかかるので、3号車のドアも開きます。
列車のミュージックホーンが鳴ると、間もなく出発時刻です。
ミュージックホーンが鳴ると、慌てて車内に戻る人が多いのですが(←正しい行いです😌)、せっかくなので、アテンダントさんにもお断りしたうえで、動画を撮影してみました。
このミュージックホーンは、列車入線時にも聞くことができますが、不思議と耳に残ります。
ものがたりの始まりや終わりに、ふさわしいような曲です。
おもてなしの連続
下灘駅を出発してからしばらくは、伊予灘沿いを走ります。
ここで先頭車両1号車からの、前面展望を楽しみます。
初代の「伊予灘ものがたり」は、運転席がカーテンで覆われていて、前面展望とは無縁でしたが、これはいいですね👍️
列車は30分足らずで「双海(ふたみ)編」として折り返していくため、車内整備や食事の積込に入ります。
次回は3号車のグリーン個室「Fiore Suite(フィオーレ スイート)」に乗りたいですね😌
って実は、善は急げということで、個室にも乗ってきました😎
次回 は3号車のグリーン個室「Fiore Suite(フィオーレ スイート)」の乗車記をご紹介します👋
↓松山での宿泊は、元航空会社系のこのホテルがおすすめです(松山駅から徒歩8分)。
「大洲編」乗車の際には、ぜひご検討ください。