広電西広島のポイントレール | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

広電西広島のポイントレール


広電西広島駅構内のレールです。

今日は淡々とポイントレールの写真です。

ところで広電など広島の交通事業7社は、今年の秋頃に、広島市中心部の路面電車と路線バス71路線の運賃を、220円に統一する予定と発表しました。


コロナ禍で減収した収支の改善が目的ですが、この運賃改定を機に利用客にわかりやすい運賃体系に変更し、利便性向上も図るようです。

7月に国土交通省に計画書を申請した後、認可を受けて経て運賃改定となります。

計画案によると統一運賃となるエリアは、主に山陽本線の内側を走る路線。


路面電車は白島線を除く路線が190円から220円に値上げとなり、バスは64路線の現行170~270円から220円になりますが、パスピー(PASPY)を利用する場合は200円となるようです。

しかしパスピーはの運営協議会は2025年3月末でサービスを終える予定で、新しいICカードシステムの構築は模索中の状態。

車載器やサーバーの7~8年ごとの更新費用が約40億円以上かかるため、協議会事務局の広島電鉄が24年10月に、先行して新乗車券システムを導入する方針にはしています。


ただしアストラムラインを運営する広島高速交通は広電の新システムへの不参加を表明し、イコカ(ICOCA)の導入を検討しています。

アストラムラインはイコカ導入が正式決定すると、JR西日本との共通定期券の発売もする予定としています。

2025~2030年頃にはアストラムラインの西広島駅延伸開業となり、白島・大町・西広島でJR線と接続することになります。


広島市の運賃体系は、これから新時代を迎えます。

ところで話しは大脱線しますが、5月3日の往路中にSLやまぐち号を牽引中に、D51-200号機のテンダー台車に亀裂が入ったそうです。

亀裂は長さ3cm・深さ1.5cmで、復路は急遽運転を見合わせました。


運転再開は6月中旬の見込みということで、大事には至らなかったのは不幸中の幸いと言うべきでしょうか。

それまでの運転はDD51形ディーゼル機関車による牽引で、この寒空のゴールデンウィークの最中もDLやまぐち号で運転されました。

C57-1号機が戦線離脱中の今、D51-200号機は唯一の命綱で、見立て通りの損傷で6月復活となるよう、心から祈るばかりです。

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