川治湯元から一駅先の湯西川温泉に到着しました。
ホーム構造は1面1線で川治湯元出発直後から突入する葛老山トンネルの中にホームがあり、
全国を見渡すと湯檜曾、土合(JR上越線)、美佐島(上越急行ほくほく線)、筒石(えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)と有名な駅と並ぶ駅になります。
ホームに降りたって出発する列車を見送ると、薄暗い雰囲気になるのかと思ったら
照明が煌々と照らされているのでそんなことはなく、
壁には駅周辺で撮ったと思われる写真が飾られていて華やかな空間が広がっていました。
そして、トンネルの中にある駅ではありますが、中三依温泉方を見るとすぐにトンネルの出口があり、
外の光も楽しめるようになっています。
ホームの中央付近に改札に通ずる通路に続いて上り階段があり、
モグラ駅で有名な土合の下りホームだと462段にも及ぶ階段を登らないと改札に辿り着けないわけですが、
湯西川温泉は57段ということで9.57メートル登るとたどり着くことができます。
なお、ホームから改札間のエレベーターも設置されています。
駅舎もこれまで降り立った会津鬼怒川線の中では群を抜いた出来栄えで、
駅舎に直結して土産物屋やレストランが併設されているので、非常に広大な作りになっています。
湯西川温泉地まではおよそ12km離れていて、徒歩での到達は不可能で路線バスに乗らないと入浴できないわけですが、
土産物屋やレストランの上に天然温泉があり、日帰り入浴したい気持ちが沸きつつも
まずは空腹を満たすためにレストランで湯波入り鴨せいろそばを食べたことで温泉に浸かる時間はなくなり、
レストランを出ると目の前に足湯があったわけですが、残念ながら故障しており浸かることは叶わず駅を後にしたのでした。