2022.4.30(土)

 

 GW前半の3連休、この日だけは天気が良かったので、急遽日帰りでお出かけすることに。とはいえ起きたら10時近くだったので、近場へ・・・昼ごはんも家で食べてから出かけるというスロースタートぶりでした(^^;;

 まずは総武快速で終点の君津まで乗りとおし、乗り換え。15両の電車から2両の電車に乗り換えって、極端やな…(^^;;;

 

 内房線の君津以南と、外房線の上総一ノ宮以南は、新型車両E131系が投入され、ワンマン運行が行われています。このワンマン普通列車は、内房線と外房線を直通する運転形態となっています。

 

 それにしても、木更津発上総一ノ宮行きって、未だに違和感があるな…(^^;;;

 13:37、君津発車。2両の車内は立ち客が大勢いました。でも午後だったからか、ぎゅうぎゅう詰めほどではなく、2両でも対応できるな、という感じでした。時刻表を見ると、君津9:31発→館山10:27着の臨時普通列車があるので、やはり観光客は午前中の利用が多いようですね。

(それでも、運転士のほかにもう1人要員がついていた)

 青堀・大貫で降りる人が多く、少し立ち客は減ります。だんだん海が見えてきます爆  笑

  

 田植えが終わった後の田んぼとの組み合わせもいいですね照れ

 

 浜金谷で行き違い待ちのため4分停車。ここで降りる観光客も多くいました。前方には鋸山が見えています。私は冨浦で下車。

 冨浦駅から10分ほど歩くと、原岡海岸に到着。いやー海はいい!!

 

 ここには桟橋もありました。いやー絵になりますなぁ照れ照れSNS映えしそう

 

 海岸沿いをさらに進み、急坂を上り、40分弱歩いて大房岬に到着。上から眺める海もいいですなぁニコニコニコニコ

 

 海を満喫した後、まだ時間があったので、道の駅とみうら枇杷倶楽部へ寄ることに。勘を頼りに歩き進めたら、30分くらいでロスなくいきつくことができました、やった!!

  

 冨浦はビワの産地ということで、びわソフトを食べ、お土産にびわゼリーを買って帰りました。散々歩いて疲れていたので、びわソフトが一段とおいしかったです爆  笑爆  笑

 冨浦観光を楽しみ、駅へ戻ります。これでそのまま家へ帰る・・・と見せかけて、館山行きに乗車。ただ帰るのもつまらないので、館山から臨時列車で帰京します。

  

 帰りに乗るのは「B・B・BASE」!!

 

 通常、自転車を電車内に持ち込む場合、自転車を解体して輪行袋に入れないといけないのですが、このB・B・BASEは、自転車をそのまま車内に持ち込める、サイクリストさんのための列車なのです。

   

 自転車は、普段は使用されない出入口から出し入れするようです。今回私は自転車旅ではないので、一人の観光客として乗車しています。当たり前ですが、乗客の99%はサイクリストさんでした。 

 車内はこんな感じ♪

 

 B・B・BASEの詳細については、こちらの記事もあわせてご覧くださいねウインク

 

 

 運行開始当時は両国から房総各地までノンストップ運行、かつ通常の切符では乗車できず、びゅうトラベルセンターから事前に申し込みをしていないと乗車できませんでしたが、今年からは全車指定席の快速列車となり、運賃+指定券だけで乗車することができるようになりました。以前は使い勝手が悪く、利用が低迷したため、扱いを変えたのではないかと推測しています。5年前の記事で挙げていた懸念が、当たってしまったようです。

 17:09、定刻で館山発車。停車駅は本千葉だけですが、何度か運転停車するようです。列車は内房線を順調に北上、特急停車駅の富浦も通過します。

 17:20、岩井で1回目の運転停車。運転停車なのでドアは開かず、乗り降りはできません。ここで3143M普通上総一ノ宮行きと行き違い…なのですが、対向列車が遅れているようで、所定17:24発のところが、17:28発となりました。

 5分ほど遅れながら、列車は進みます。スタッフから「アンケートに回答するとプレゼントがある」と言われたので、ささっと回答。防水財布をいただきました。

 4号車はフリースペースになっていて、サイクリストさんどうしが雑談できたり、沿線に関する紹介の動画を見ることができます。

 

 ちょうど海側に座席をとっていたので、夕日に染まる海を見ながら楽しみます。やっぱり内房線は海の眺めがいい(^^)/

 

 しばらくはどの駅にも停車せず、淡々と走り続けていましたが、17:51に佐貫町で2回目の運転停車。なんとここで12分も停車するようです。(所定ダイヤなら恐らく17分停車)

 そんな停まるんかいと思いつつ、行き違いの関係や、今日のように遅れが出てしまっても他路線に波及しないように、ダイヤに相当ゆとりを持たせているのでしょう。

 ここでは、2145M普通安房鴨川行き(E131系2両)と、183M普通上総湊行き(209系8両)と連続で行き違い。朝夕の利用者が多い時間帯は、209系が君津以南にもやってきます。

   18:03、ようやく佐貫町発車。18:14に君津を通過し、ここから複線区間に入ります。さぁどんどん行くぞーーーという雰囲気になりつつも、18:20に木更津で3回目の運転停車。ここで7分も停車します。先行列車との間隔調整のようです。

 木更津を出ると、再び列車は淡々と走っていきます。車内からアクアライン連絡道が見えましたが、川崎方面は渋滞…こういう時は鉄道の威力を感じます。

 普通列車ほどスピードは出さず、常に70~80km/hをキープして走ります。ということで、駅をすっ飛ばしている割に木更津~本千葉間は普通列車と所要時間は変わらないという・・・

 18:56に蘇我で1分ほど運転停車してから、19:01に本千葉到着。2時間ぶりにドアが開きます。自転車を持った人が5~6人降りていきました。かつては両国~目的地までノンストップでしたが、利用客を増やすためか、内房・外房コースの列車は本千葉に、銚子・佐原・鹿嶋コースの列車は東千葉に停車しています。特急停車駅である千葉や蘇我を通過して、本千葉や東千葉に停車するってのも面白いですね(^^;;; しかも東千葉は本来快速すら停車しないし・・・

 自転車を持った客が下りるとあって、本千葉では4分停車し、19:05に発車。ドア上の電光掲示板には「次は 両国」と表示されました。

 19:08、千葉到着。しかしドアは開かず、1分運転停車して発車。ここからは総武快速線に入ります。これまでよりは速く走るものの、最高時速は95km/hほどで、たいていは80km/hほどで走っていました。総武快速は100~120km/hで走るので、途中駅に全く停車しない割には遅く感じました。

 まぁ、自転車をそのまま載せられることが売りなわけですし、臨時列車なので、そこまで速達性が求められているわけではないので、これでいいのかもしれません。

 それに、ラックで固定されているとはいえ、何台もの自転車を積載しているので、転倒防止のためスピードを控えめにしていると思われます。運転士さんも、一定のスピードを維持しようというところに重点を置いたような運転をされていました。

 市川は通過線を通り、特急停車駅の錦糸町も通過し、19:38に両国駅3番線に到着。2時間半、長いような短いような・・・

 

 "レッドカーペット"を通り、駅の外へ。自転車を置いておけるスペースも用意されていました。

 

 サイクリストさんは、駅の裏の出入口から出てきて、それぞれの愛車に乗って帰宅の途についていました。夜になって急に寒くなってきたので、私もいそいそと自宅へ帰ったのでした。

 

 いかがでしたでしょうか。登場から4年余りがたったB・B・BASEに、ようやく乗ることができました。いつも乗っている電車と全然違うだけで、しょっちゅう乗っている区間も全然違った味わいになりました。おいしいびわソフトも食べられて、海もたくさん眺めて、充実しました☆