※2022年撮影
かつて加古川近辺に2つの路線を持っていた別府鉄道。
その廃線跡を土山駅から別府港経由で野口まで(おおよそ)全線辿ってきました。
そこで見かけた名残をざっくりまとめておこうと思います。
車両は土山線を主に走っていたDC302とハフ5です。
区間としては、土山駅と中野駅(加古川市平岡町中野付近)の間になります。
別府鉄道土山線と山陽電車の交差部
前後の廃線跡は拡幅され道路に転用されていますが、交差部のみ鉄道時代そのままの幅でした。
別府港駅跡地にある別府鉄道本社
鉄道廃止後も会社そのものはタクシー会社として存続しています。
別府鉄道野口線と山陽電車の交差部
ここも鉄道時代そのままの幅です。
別府口駅(山陽電車別府駅脇)~坂井駅(加古川市別府町新野辺)の間にあった踏切跡
踏切部分だけ線路がそのまま残っていました。
坂井駅~円長寺駅間にあった踏切跡
ここも線路が残っています。
円長寺駅跡に、野口線を主に走っていた気動車が保存されています。
別府川を渡る橋梁
鉄道時代の物が使われていそうに見えます。
この他に国鉄高砂線と合流する終点の野口駅跡にモニュメントがありますが、そちらは行きそびれました。
(なので「おおよそ」全線なのです)