(その3からの続き)
-南古谷(10:42着・11:00発)-
川越市に入り、上江橋で荒川と入間川を渡りました。
橋を渡ったところで国道から外れて、南へ下りました。
この先に集落があるみたいですが、
そっちへ行くと大回りになるので、右方向へ抜けてしまいます。
集落を離れると、周囲が一気に開けました。
いやぁ、気持ち良い…のですが、
風景に見合わず交通量が多いので気が抜けません。
川越線の電車がはっきり見えてきたところで跨線橋を渡りますが、
この跨線橋、歩道が無ければ路肩も狭い。
迂回しようにも踏切があるわけでもないのでこのまま渡るしかないのですが、
わりと交通量が多めなので、怖いったらありゃしない。
線路との交差ポイントで撮影している余裕なんてありません。
歩道橋渡ってから線路沿いまで戻ると、
川越線の車両基地・川越車両センターにさしかかりました。
最近車両基地まで行ってもスカしっぺくらうことが多いので、
過度な期待は持たずに行きましたが…
さっそく素敵な車両がいましたよ。
奥に停車している電車は技術試験車・MUE-Trainです。
209系0番台からの改造車とのこと。
少し進むと、手前の電車がよく見える場所に出たのでもう1枚。
こちらは209系3100番台。
もともとはりんかい線の70-000系だったという異色な存在。
209系本来のVVVF音が聞ける数少ない存在でしたが、
2022年1月をもって引退してしまいました。
このまま正面の道を直進して、駅へ向かおうと思ったのですが、
ある電車のことが気になり、右へ進んでしまいました。
それが…
こちら。
2021年3月で定期運行から引退した185系。
なぜかここで休んでいました。
今年で全車廃車となる予定みたいですから、
良い物を見ることができましたよ。
というわけで、県道・川越新座線まで出てから南古谷駅へ向かいました。
駅前通り…のはずですが、
あんまりそれっぽい感じじゃなかった。
暑くなってきたから、手袋は脱ごうかな。
南古谷駅に着きました。
川越以東では唯一の地上駅舎ですが、
橋上駅舎にする計画が進みつつあるようです。
ホームは2面3線。
南側2線が本線で、奥の3番線には南古谷始発の列車が発着するそうです。
ちょっとお腹が空いたので、
ベンチに座ってパンをかじりました。
そのあとはお手洗いに立ち寄って…と。
次の駅は川越駅です。
駅前から西へ進んで、踏切を渡りました。
ちょっと寒くなってきたから、もう一度手袋着けようかな。
…あれ?
手袋が一つしかないぞ。
ズボンのポッケには…ない。
え、落とした??
慌てて戻ってみたものの、
路上には落ちていませんでした。
チャックがついてる胸ポッケじゃなくて、
下のポッケに入れたから、駅でいろいろやってた時に落としたかな。
あっちに入れて時々落ちそうになってたから…。
でも、今回は行程がカツカツ。
駅まで戻って探してたら予定がどんどん押してしまうぞ。
仕方なく、先へ進むことにしました。
なんだか、一気にテンション下がってしまいました。
埼玉名物・山田うどんを見てもテンションはだだ下がりのまま。
このままずっと、こんな気分で歩かなきゃいけないの?
(その5へ続く)
川越市境から南古谷駅先までのGPSログ(1/30,000)です。
駅名の由来となった「古谷」の集落は、
同名の国道交差点付近に広がっているようです。