下灘にお住まいの皆様は園芸好きで、各戸とも相当数の植木鉢と、必須品としてのじょうろがあります。こちらは2014年のグーグルストリートビューの「こげ茶色の家」の勝手口付近です。

 

今回、このブログを書いてて知ったのですが、じょうろというのは、ポルトガル語で「水の噴出」を意味する「jorro」や「水さし」を意味す「jarra」からきた言葉なんだそうです。

 

このじょうろ、さまざまなサイズがありますが、よくみるものはNゲージにすると長さ4㎜くらいで、小生の腕では完全なスケールモデル製作は不可能です。そこで、いろんな作り方を試しながら、それらしいものを作りました。

 

3パターンほど作りました。

 

後から仕上げた一応の設計図です。

2㎜のプラ丸棒の両側を削って、楕円形にしてから、左右と上、3か所に0.3㎜の穴を開けます。

 

0.3㎜真鍮線を差し込んで、じょうろの口にします。

 

1㎜のプラ丸棒を短く切って上部に接着してから、0.3㎜の真鍮線で取っ手をつけます。

 

3㎜のプラパイプを熱で伸ばしたものを、じょうろの口に差し込みました。

 

今度は違う作り方を試します。さきほどの両端を削った2㎜のプラ丸棒に、0.4㎜の穴を開けます。

 

短くカットします。

 

0.4㎜の真鍮線に瞬間接着剤を塗って差し込みます。

 

1㎜のプラ丸棒を短く切って、上部に接着します。

 

プラ丸棒を熱で伸ばしたものを1.5㎜の針金に巻いて、熱湯をかけてから水で冷やしました。

 

プラ用セメントで取っ手を貼り付けました。

 

スケールモデルとは言えませんが、まあ、努力賞はいただけるのではないかと。

 

こちらは1㎜の真鍮線にプラ丸棒を熱で伸ばしたものを巻いて、さらに小さい取っ手を作ります。

 

 

簡単に取り付けたように見えますが、小生の目と震える手だと、まともに付いたのは僥倖と言えます。

 

ともかく、それらしいものが5つ出来ました。

 

グレーのサーフェーサースプレーを吹きました。

 

フラットベース入りのスカイブルーとフラットホワイトを混ぜて、塗りました。

 

真ん中のものは明るいグレーで塗りました。あ、ご承知の通り、ノズルの先には本来、「ハス口」というラッパ状の部品がついているのですが、すっかりくたびれてしまって、チャレンジする気力が残っていませんでした。